卒園式に想いをのせて
卒園児達が座るイスの後ろには、使い込まれている
教具が置いてあります。
1000の鎖や100の鎖たち。
きれいに整えられて、子どもたちが手に取りやすい
ように配置されていることにも意味を感じます。
一つ一つ数えていきながら、数の概念を身体で覚えて
いく、代表的な教具。
こうして、何年も卒園していく子どもたちを見守っている
のでしょうね。
卒業制作の日本地図。
これが見たくて、ずっと楽しみにしていました。
もちろん子どもたちは内緒で作っているので、ハハ達が
目にするのは、今日が始めて。
彼が2歳のときに、日本モンテッソーリ教育総合研究所
付属のこどもの家 で見た卒業制作に、大きな衝撃を受け
たのを思い出しました。
壁一面に広がる、大きな大きな世界地図。
みんなで作り上げた地図は、壮大で、見るものを圧倒
していました。
これを幼稚園児が手がけた、という驚き。
モンテッソーリ = 世界平和
なのだ、と理解したのです。
ムスコの通う園では、日本地図をそれぞれの子どもたちが
制作したわけですが。
それはそれは何日も何日もかかり、手が痛くなるほど一生懸命
塗っていたようです。
みんな、大きくて、とても立派でした。
卒園おめでとう