浄土世界 | 僧侶の妻になったワケ

僧侶の妻になったワケ

わずか1%といわれる40歳を越えての初婚を
たったの4ヶ月で果たしてから、早ン年⁉︎
奈良で住職となった主人と二人、お寺の再建・復興に奮闘中です。

今が、いつの時代なのか?


忘れてしまう…







いつ訪れても


時が止まっているような


そんな感覚に陥いって来ました。



彼岸から見た本堂


その中には

久しぶりにお揃いになった

九体の阿弥陀様がいらっしゃいました。




本堂前からは、


お薬師様が祀られている

三重塔が拝めます。





阿弥陀様はもちろん

有名な仏像がたくさんなお寺さんですが、



平安の創建当初の

元々のご本尊様は、


寺名の“浄瑠璃”寺  からしても

薬師如来様だったと言われています。



東方の浄土が

お薬師さんこと、薬師瑠璃光如来がお住まいになっている浄土であることから

つけられた寺名ということですね!



その後、平安末期になってから

本堂が建て替えられ、

九体の阿弥陀様が祀られるようになったとのことです。


ちなみに、阿弥陀様がお住まいになっている

西方の極楽浄土が有名ですが、


浄土は

仏のその数だけあるとされ、


その中でも特に大乗仏教は、

十方に、仏国土、すなわち浄土が存在するといい、


特に、東西南北の四方浄土がよく知られています。


東に、お薬師様


西に、阿弥陀様


あの世とこの世の間で

浄土世界を表現したともいわれる庭園が

後に作られたということです。



南山城の古寺巡礼




『ここは、雑草の生え方まで

 趣があるわ!!』   

                 by. 住職



 本当ですね😊


 来月、またお参りさせていただきます🙏