関西の特別観光寺院『鈴虫寺』で聞いた当たり前説法 | 僧侶の妻になったワケ

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わずか1%といわれる40歳を越えての初婚を
たったの4ヶ月で果たしてから、早ン年⁉︎
奈良で住職となった主人と二人、お寺の再建・復興に奮闘中です。

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関西の特別観光寺院として有名な『鈴虫寺』

昨日も、平日にも関わらず
約20分置きに繰り返される法話には
毎回50名以上の人が集まっていた。


高野山生活が長かった主人は
ただただ
「へぇー。。こんな(雰囲気の)お寺は初めてや!」と、驚きしきり(笑)


山門入口の左手にいらっしゃるお地蔵さまは、ご法話の後で~パー


20センチのほど開けられたらご本堂も通り過ぎ
鈴虫の鳴く広間へと進む。

こちらのお寺では、
お茶に菓子“寿々むし”の茶法を受けながら、お地蔵さまへのお願いの仕方の伝授を受け、お庭(風景)拝観する
のが一般的な過ごし方。


「禅宗寺院だから
ご僧侶なら頭を丸めているはず!」

でも、お話しされている方は
扇子を手にはしても、作務衣姿に長髪...だったもので

「ご住職は、どこで何を?」
がとっても気になる様子の主人っ(笑)


久し振りに耳にした法話は
昔から全く変わらず、

・一足飛びな願いは無理
  どういう手順を踏んで進むのがよいか?段階を経た願いを!

・一方通行な想いは届かない
  相手が自分の存在を知らないとか、
  住む世界が違うものは無理
  身の丈にあった願いを!


・誰かを不幸に陥れる願いはしない
  結局、自分の徳を落とすことになる!


・子宝願など、協力が必要な場合は、同じ願い事を!
  妻は子が欲しいが、夫は子より宝くじ祈願では叶わない


・御守りと御札の違い
  御守りでは、複数人分の祈願(家内安全)・事業事・厄払いは出来ない


どれもこれも、ごく!当たり前のことですわ~っ