斎藤学「じぶんのために生きていけるということ」より
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2.〇〇することへの執着は、他人の評価を気にし過ぎるところから始まり、自分の意志の力を信じすぎたことでひどくなったことを理解した。

 あなたは、自分があるがままの自分で受け入れられるとは思えず、こう有るべき自分に改造しようと努力を重ねてきたはずです。そうしなければ人に愛されないという強迫観念にかられて、ふあんのあまり努力してきたのです。そしてそれは、意志の力でなんとかできると信じて来ました。そうできないと、意思が弱いのだ、と自分を叱咤激励してきたはずです。
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という文章がありました。

そのままの自分では受け入れられるとは思えない。

まさに、そう思って生きています。


自分とはなんだ?という意識が芽生えたのが

大学に入った頃。

それまでは「自分」というものについて

考えたことがなかった。

みんなもそうだと思っていたけど、違ったみたいだ。


でも、自分について考えだすと

俺は周りの人とは何かが違う、違和感、

どうしてみんなすぐ仲良くなれるんだろう、

休憩時間とか、何をそんなに楽しくしゃべっているの?

うらやましい。

俺はおかしい。

変なやつだと思われている。

浮いてる。

見られている。

笑われている。



そんな事が浮かび、

なんとか変わりたい。普通の人になりたい。

そう考え、図書館に篭って

心理学の本をたくさん読んだ。


会話術、モテる法則、読心術、相手をあやつる方法、

完全自殺マニュアル、夜と霧、ハウツー本などなど

どれを読んでもしっくりこない。


読んだ所で、俺は変わらない。

そんな本を読んでいる、ということも

恥ずかしくて友達、知り合いにも言えない。

こんなんじゃ、普通の人になれない。もっと

もっと本をよんで学ばないと。

もっと映画を見て、喋り方を覚えないと。


この基本的な姿勢は今でも変わっていません。

心理的なこともそうだし、仕事に対するやりかたも同じ。


でも、その姿勢は変えたほうがいいという。

ありのままの自分を好きになれ、という。

一体、どうすれば?

俺は変わりたい、変わりたい、このままじゃ駄目だ、

幸せにはなれない、普通の人のようにはなれない、

変わりたい、変わりたいと

思っていろいろやってきているのに。

ありのままの自分など、受け入れてもらえるはずがない。

結果が出ない。

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「あるがままの自分」でいたら、どんどん自分を甘やかして、どんどん怠け者になって、誰にも相手にされなくなるのではないか、という恐怖が襲ってくるかもしれません。しかし、だまされたと思ってとりあえず「今のままの自分でいい」と全て認めてみて下さい。もしもダラダラと自分を甘やかして、ブクブクと太って、誰にも相手にされなくなったら、またその時にどうすればいいかを考えればいいではありませんか。実際には「私はこれでいい」と自分を受け入れられるようになると、グッと肩の力が抜けて楽になります。すると自然なパワーが湧いてきて、スポーツをする気になったり、美味しい料理をつくりたくなったり、働く気になったりします。「やせるために努力しなければ」「みんなに気に入られるために一所懸命働かなくては」などと必死にがんばらなくても、なんでも楽しく出来るようになります。
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本にはこう続く。

だめだったらその時にまた考えれば良い???

え??

何いってんの。

アダルトチルドレンになってしまう過程については

いろいろな段階で解説されていて理解できたつもりだけど

それを踏み越えるやり方が

これだけ??

グッと肩の力が抜けて自然にやる気がでる???


納得出来ない。

うーーーーーーーーーーー


どうすればいいんだ。

だまされた、と思って自分を信じるしかないのか。