NHKの番組(仕事ハッケン伝)で、
俳優、高橋光臣さんがNYに進出した
ラーメン屋で一週間の仕事を経験した。
その中で、心を開くってこういう事なのかな、と
思うところがあったので紹介します。
彼は体育会系な感じで、男前、ガツガツしていて
例えば僕が一緒に居たとしたら
喋る前から引け目を感じてしまうような感じの人。
接客をはじめると、案の定、
でかい声で元気なかんじで接客をこなしていた。
やっぱかっこいいやつはなんでも出来るんだな。
見ていてそう感じていました。
その数日後、新しい仕事として
フードフェスに出品するラーメンを
開発するという仕事を与えられる。
提案を考え、店長や社長にプレゼンするが
コンセプトは面白いがアイデアを
詰め込みすぎて、これではお客さんには
伝わらないから、練り直し、と
言われる。
そして彼は、一人でまたアイデアを練り直す。
そんな彼を見ていた料理長が
おれに、こんなラーメン作ってくれ、
頼んでくれば、俺が作ってみて、
また新しい物をつくっていけばいいのに。
それがチームなんだけどな、と漏らす。
本人は、確かに体育会系だが
学生時代4年間をずっと一緒にすごして、やっと
チームメイトに本音が喋れるようになったと思っている。
ドラマ現場へのインタビューでよく
仲良くやってますかときかれても、
3ヶ月で仲良くなるなんてどういうこと?
という風に思っていた。
たった一週間だけ
俺がこのNYのラーメンの世界に入って
簡単に敵う世界じゃないんだよな、と悩む。
負けたくない、なめられたくない、と思って
働いていた。
その夜、彼は仲間たちと飲み、翌日、
やっとふっきれたような感じで
もっと辛みを加えたいんだ、という、
実は言えていなかった本音を相談する。
フードフェスは成功に終わり、
お別れのとき。
周りに仲間がたくさん居たのに気づいてなかった。
なめられたくないという気持ちだけで
周りが見えていなかった。と涙する。
というような内容でした。
果たして、例えば自分が普段、
人と何かをしようとする時、
いや、何をする訳でもなくても
自尊心が低いからか、ばかにされたくない、
なめられたくない、という思いばかりに
自分の心を奪われていて
いつも寂しいとか
なんで俺には仲間が居ないんだとか
思って生きてきましたが
俺が引け目を感じてしまうような
ガツガツした感じの人でも
似たような事を思う事もあるんだなと
当たり前の事かもしれませんが
少し、生きるヒントを貰った気がします。