隠されたエピソード | 日々だらだらと。

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ぷいぷいレポテレビ


今日の新聞のぷいぷい見出し

「来場&声援御礼…宇治原三線ナマ披露で菅乱入のワケ…賛否両論の結末に隠されたエピソード」


宇治原さん

菅ちゃん

VTR


◆VTR◆

先週、大阪城に沖縄の心を運んだロザン宇治原の三線パフォーマンス

ステージは大成功!! と、思いきや菅乱入、宇治原呆然、観客大声援、スタジオ爆笑

物議をかもしたオーサカキング火曜日

その時、裏側では何が起こっていたのか?

ロザンは何を考え、何を思ったのか?

今日、その一部始終をお見せします。

ロザンの泣けなかった夏 2008


◆スタジオ◆

「これはいつ見ても……良かった、良かった」

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

「難しいよな。だって、月曜日はアマチュアが頑張ってウケてる。その次の日にプロがやるんたからね」

「そうですね、つい乱入しちゃって」

「つい、乱入したん?」

「ついでは出来へん。練習したはず」

「菅ちゃん。でも、ようやったよ」

「見つけた瞬間の、宇治原の顔な。」

「はい」

「物凄くね。仲が良いんだってことが、よう分かった」

「その後、ものすっごい良い顔したよ」

「そう、優しそうな顔でやっとるなコイツ、って感じで見てたよ」

「まぁ、それもありますし。正直な感想をいうと、めちゃめちゃホッとしたんですよね。」

「そう、人間らしい顔やった」

「はい。このまま終わってスタジオ、シラッとしてたらどうしよと思って」

「なるほど、なるほど」

「あれは全く本当に想像もしなかった?」

「もちろん。はい」

「俺らも知らんかったしね」

「よう考えたら太鼓やってたんやし、思いついてもよかったんやけどね。全く思いつかんかったわ」

「正直なこと言うと、僕らテレビ見ててあなたが入ってるの分からなかったから」

「ああ、はい」

「途中で分かったときの顔が凄いなぁ思って……」

「はは、ありがとうございます」

「裏側といいますか、それを今日は見ていただこうと」

「僕も実は練習してましたんで」

「それはあんだけやったらね」

「急には無理や」

「ということで、そちらの方ご覧いただきましょう」

「どうぞ」


◆VTR◆

ステージまで2週間というこの日、菅の挑戦は始まりました

周りの期待とは裏腹に、あっさりと三線の課題をクリアしてしまった宇治原のためにドラマー菅オーサカキング参戦決定!

「でも、宇治原も一所懸命やってるんで、僕の力でちょっとでも盛り上げることが出来たらいいなぁって思ってます。」

しかし、菅に与えられた時間は2週間

この少ない期間で太鼓の振り付けを覚えなくてはいけません

早速、特訓

~♪

「ハハハハハッッ。もう嫌やぁ」

「全然ちゃう?宇治原と」

重い太鼓を担いで踊りまわるのが、エイサー

リズムに加えて体力も要求されるこの課題は、不器用な菅にとって試練以外の何物でもありません

練習開始10分

「ちょっと、休憩しましょか」

「重たなって、きました?」

「これは、結構大変やね。やっぱ」

去年のドラムの経験を活かし、何とか曲のリズムを覚えるものの、ジャンプや足の動きが入ってくる踊りを習得するには至りません。

そんな中迎えた、宇治原のための前日リハーサル

~~♪

「いける、いける。大丈夫や。帰って早よ寝よ」

宇治原さん、帰宅

「練習しよか。アイツ帰ったから練習しようぜ」

宇治原を先に帰した後は、菅自身が内緒の練習

たった2週間の練習期間をうまく使い、何とかこの日、課題の豊年音頭が完成

「いいんじゃない?」

「いいっすね」

古謝さんも菅の太鼓に賛同してくれた

「とっても楽しみです。菅ちゃんも可愛いしね。エイサー太鼓も結構難しいんですよね。前回太鼓でやったリズムの感覚があるのかなって、思った。」

練習に余念が無い菅


本番当日 AM9:00

「おはようございまーす。めっちゃ緊張する。何回か目が覚めたから。」

菅が来たことも知らず、そして菅が真ん中に入ることも知らず、宇治原のリハーサルは10時に終了

その直後、宇治原だけが知らせれること無く菅のリハーサルが始まります。

一方、宇治原は雨を想定したスタジオリハーサル

そんな宇治原の居ない時間を最大限に使って、大阪城では太鼓の練習が行われます。

本番の着替えもスピードが命

「全然余裕ですよね。いけます、いけます」

「今日いよいよ本番なんで、宇治原を是非とも盛り上げてください。よろしくお願いします」


PM2:00 宇治原合流

「朝、リハーサルやってんけど、めっちゃテンション上がってきた。物凄い楽しくなってきた」

宇治原の話も聞いてあげる

「ちょっと、あのー菅さんもご協力お願いします」


直前レポート

「ロザンの二人をご紹介しましょう」

「どうも~ロザンです。よろしくお願いします。宇治原は余裕です」

送風の中、番組は進行

「めちゃくちゃ言われてる」

「僕のせいなんですけど、超アウェーなんで、こんだけの若者を巻き込んで、超アウェーの舞台に立たせるていうのが申し訳ない。」

「ミスってもおもろいわ。ココまでいったら」

「そやな」


本番まで10分

「じゃあ、皆で頑張りましょう!!」

「オー!!」

「いけるぞ」

「いける

「いよいよですねー。ちょっと僕も、めっちゃ緊張してきたな。去年とは違う緊張感ですね」

それぞれの思いを抱きステージへ


本番

「頑張ってほしいな」

~~♪(上を向いて歩こう 琉球ver.)

「いいよー」

菅、ひと安心

~~♪(童神)

「宇治原さん、どんな顔すると思います?」

「見たとき?呆然ちゃう?」

「ビックリするでしょうね」

「・・・」

~~♪(豊年音頭)

企画スタートから2ヶ月

いよいよ最後の1曲

菅ちゃん、舞台へ


本番後 CM中

「(宇治原の)お母さん、お姉さんすいません」

「うちの家族だけ、本気で怒ってるよ」

「ホンマに怒ってる人居ったら、すいません

「あのー今よう分からん変な気持ちなんですけど、でも本当にテレビ観てた方にも感謝してますが、ココに来てくださった方に一番感謝してます。どうもありがとうございました。」


本番後 舞台裏

「三線は満足いくように出来ましたし、でも最後もねホッとしました。感動してもらえるかどうか不安なところあったから、最後ああいう感じで菅が出てきて、いい舞台になったな…って思いました」

菅ちゃん土下座して

「すいませんでした!!」

「菅ちゃん……」

宇治原さんも土下座して

「こちらこそ助かりました」

「とんでもないです」

「今後ともよろしくお願いします」


「お客さんもね、ちゃんと盛り上がってくれたから。ロザンのキャラを分かってくれてんねんな、って。ちょっと嬉しかったです」

「楽器とか音楽やるのが、本当にやったのは初めてやったんで、それの楽しさが分かりましたし。楽しかったです。最後まで全部ひっくるめて」

“芸人”として駆け抜けた夏…完


◆スタジオ◆

「ありがとうございました」

「素晴らしい」

「僕らは聞いてて、会場の雰囲気が分からないんですが、どんな雰囲気やった?菅くんが出てきた時やで。」

「僕が出てきたときは、乗っかってくれたというか。あっこういうことね、ってのが分かったら凄い“ウワァー”って盛り上がってくれて、わざと“菅ちゃーん”って言ってくれたり…」

「それはいいお客さん」

「本当にね、お客さんもいいお客さんでそのノリが分かってくれて」

「信頼関係無いと、絶対出来ないパターンやね」

「そうっすね」

「それで、宇治原くんが一所懸命やれたから余計に活きたんやな。素晴らしいと思う」

「漫才と一緒ね。相方が出てきてくれたら、ごっつい感動しますよね」

「サブロー師匠とモモコさんが、一週遅れで感動してくれて」

「漫才師としての愛やね」

「そう、漫才愛」

「ホンマに僕も、真剣に練習してて良かったなと、思いましたし」

「この流れは、僕ら全然知らんかったけど、出てきて自然に受け止めたね」

「僕も知らんかったんすよ。ホンマにこれ、急遽ですからね」

「菅もあれ練習しな出来ませんしね」

「それはそうやわ」

「だからこそ、これを一所懸命というね」

「菅ちゃんの凄い理解もね」

「本当にスタッフの皆さんも、沖縄の皆さんも…」

「そこを理解してもらわんとね」

「君らの“ホッとしたんですわ”は名言やね」

「考えたら去年からの2年越しのオチやね」

「そうですよ」

「アレが無いと、最後出来へんもんね」

「角さんの大画面での泣き顔から1年経って、あの笑顔!」

「アレ見たときは本当に感動…お笑いの世界分かるだけに感動したわ」

「ありがとうございます」

「アレを大阪でやったかなー思って。関東だったらやる人が居るかもしれない。例えばさんまさんがやってて、たけしが出てきたら成立するけど。なかなか成立しない世界だから。それを僕はロザンがやってくれたか、と」

「一週終わってからの感動って、凄いですよね」

「長いこと尾を引いてるね」

「そりゃそうですよね」

「まだ、この裏あるんとちゃう?」

「もう無いです。もう期待すんの止めてください」

「菅ちゃんを見つけた時の、うーじーぃの顔が今まで生きてきた中で一番良かった」

「あははは」

「あの顔でTシャツ作れ」

「ホンマに皆さんありがとうございました」

「ありがとうございました」