夢のなかの風景画
月面を歩く象や麒麟
動物たちの群れの足音
彼等は虹を渡り
キャニオンから
世界の行末を見渡している
暗転
瞬きをすると
眩しい白銀の大地
雪原に舞う蛍のひかり
ひかりは集束して
空へと浮かび
次の太陽になる
太古の薫り
未来の触覚
わたしたちは
進化し
退化し
選び
惑い
はじまりの終わりと
終わりのはじまりを
同時に
紡ぐ
月面を歩く象や麒麟
動物たちの群れの足音
彼等は虹を渡り
キャニオンから
世界の行末を見渡している
暗転
瞬きをすると
眩しい白銀の大地
雪原に舞う蛍のひかり
ひかりは集束して
空へと浮かび
次の太陽になる
太古の薫り
未来の触覚
わたしたちは
進化し
退化し
選び
惑い
はじまりの終わりと
終わりのはじまりを
同時に
紡ぐ