同悲同苦とは

悲しんでいる人や苦しんでいる人がいたとき

その悲しみや苦しみを同じように感じられる力

これって、自分の価値観が凝り固まってしまっている人にはできないし、

そういう人は価値観のなかではかって「可哀相」という見方をする

癌で余命が少なくて可哀相
飢饉で食べるものがなくて可哀相
震災で家族を亡くして可哀相

じゃなくて、

同悲同苦は

その人の気持ちそのものに重ねる心

悲しい気持ちそのものに
苦しい気持ちそのものに

ああ、悲しいね

ああ、苦しいね


って。


そして、物事は全て陰陽だから、

嬉しい気持ちそのものに
楽しい気持ちそのものに

重ねることとも表裏一体

喜びも悲しみやも分かち合い寄り添える力

言うなれば空気のような力

共有、共鳴、同化、融合

線を引いて、

可哀相、羨ましい、と見下げたり見上げたりせず、

全ては空気で繋がっているという理解のもと

対象の心に自己の心を重ねていくだけ

とてもとても尊い力

私も少しずつつ磨いていきたい


でも!!

この力だけに特化している人は、今の世の中ではとても脆い

何にでも自身を重ねてしまい
ボロボロになって擦り切れちゃう

調和と平和の約束された、アミの宇宙親交の世界ならハッピーだけど、現在の地球では、まだまだ先の話

酷い話は世の中にゴロゴロしてるもん

だから、根っこを張る力をあわせ持つことが必要なんだよね

自分自身の揺るがない幹を支える力強い根

養分や水分を吸い上げて巡らせる生きる力

豊かな土壌に、葉を繁らせ、ひかりをエネルギーに、空気を浄化し、生態系の一部として生きる、一本の樹

みえない空気が精神性なら
樹木の根っこは身体性

グランディング
大地にしっかり足跡つけて
手を取り合って生きたいな

ヤッホーい( ´ ▽ ` )ノ☆

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