こんばんは。

今日から小雪(しょうせつ)節。

明け方に見上げた細い細い月がとても美しかったです。

私はいつも、そのとき読んでいる本や、出逢った風景や、生活の中で感覚が受け取ったもの、懐かしい記憶、といった、さまざまなものごとが私というフィルターを通して生まれたインスピレーションから詩を紡いでいます。

今日は、二十四節気の小雪に入ったので、小雪の詩を書けたらいいなと思っていました。

そして、今日は去年亡くなったおばあちゃんの命日でもあります。

午後、何気なくかけたヒーリングのオムニバスCDに「Flower's life」という曲がありました。

そういえば、昨日、火曜夜にスタジオレッスンを持ってもらっている晴ちゃん先生に、やってもらったオラクルカードで、フラワーエッセンスのカードがでたんだったなと思いながら曲の説明と歌詞を読むと、

カナダの大自然が生んだ澄んだ歌声、メラニー・ロス作詞・作曲
彼女の友人の祖母が亡くなったときプレゼントした曲。花をひとりの女性に例え、人生を切実に歌っている。

私のおばあちゃんは、お花がとても好きな人でした。
あまり長い時間を一緒にいれたわけではないけれど、観音様のような笑顔をするおばあちゃんでした。

今日は、この曲の日本語訳を載せますね。


『花の一生』メラニー・ロス

花が静かに咲き、そして太陽へむけて伸びてゆく、
独りで旅を始める、新しい生の幕開け
新鮮な日差しと透明な水に育てられながらも、
生まれてからずっと抱いている夢へのチャレンジ

花のように、人生はこの瞬間に咲いている、
今を握りしめて、感じて、取って、経験して!
人生は生きるため、勝ち取るため、与えるためにあるもの

喜びも苦しみも受けとめながら雨と日差しの中で日々生きる、
後悔もなく、愛があれば再び感じとることができる
花びらは新しさで煌めく、風と寒さで身が震えても
太陽の光で、そして同じ庭の色とりどりのものであたためられる

花のように、人生はこの瞬間に咲いている
今を握りしめて、感じて、人生は成長して行く!
人生は分け合うため、痛みを感じるため、思いを持つためにあるもの

花は静かに色褪せ、太陽に背をむける、
人生はゆっくり幕を閉じようとしている、変化が始まろうとしている
輝きのなかに新しい発見があり、天から癒しの歓迎がある
花の今生きる目的は愛
彼女から新たな生命が生まれる!

花のように、人生は消え行く、
新しい充実感が湧き出る、
人生は変化する中にある、生は死の中にある

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