先日、我が家へお泊りの女友達と飲んで、タクシー拾って帰るときのお話。

私は、普段はタクシーではありがたく孤独を味わうタイプ(笑)ですが、彼女の好奇心と引出しパワーは凄い。

運転手さんにどんどん話しかけます。

雑談のなかに、運転手さんの心に着陸する言葉。

「タクシーに乗るのって、お仕事でも飲み会でも、一日のお終いでしょう。だから、気持ちよく過ごしてもらいたいんですよ。」

聴きながら、人生と一緒だなぁって、そしてその縮図である一日の終わりを祝福し、サポートする。

最高のサナトロジスト(死生学者)だって感じました。

そして、運ちゃんキューティスマイルとともに、
「毎日が楽しいですよ♪」とも。

運転手さんにとっての仕事は、大袈裟なものでなくてよいから、誰かの幸せを願ってそれをサポートをする仕事だもの。

そういう風に仕事ができる人で、自分の人生が不幸だとかつまらないとか言う人にはお目にかかったことがありません。

そして、人生と仕事を楽しんでいる人で、表情がつまらない人はいなくて、運転手さんの表情は、とてもとても居心地のよい笑顔でした。

人生を楽しむこと
幸せに生きること

って、簡単なんだよね。


でも、気づき、意識する機会がなければ、そう思えない。

社会環境、教育、家族、友達。。

幸せ大国ブータンのように、このタクシーの運転手さんのように、みんなが幸せになれるようなせかいをつくっていけたらいいな。

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