今日はパリ管の演奏会を聴きに行ってきました。
早起きして午前中に洗濯もできたので、早めに出発して六本木一丁目のタリーズでのんびりお茶をしてから向かいました。マチネのサントリーホールはいつ以来だろうか。
泉ガーデンタワーにもクリスマスツリーが飾られていて、もう年の瀬が近いことを改めて感じます。

☆パーヴォ・ヤルヴィ/パリ管弦楽団@サントリーホール
・メシアン:忘れられた捧げもの
・ラヴェル:ピアノ協奏曲(Pf.ダヴィッド・フレイ)
~アンコール(ピアノ)~
・シューマン:子供の情景より第12曲「眠りに入る子供」、第13曲「詩人は語る」
・J.S.バッハ:パルティータ第6番より「Allemande」
~休憩~
・ストラヴィンスキー:バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1947年版)
~アンコール(オーケストラ)~
・ビゼー:小組曲《子供の遊び》より「ギャロップ」
・シベリウス:悲しきワルツ
・ビゼー:《アルルの女》より「ファランドール」
パリ管は2005年にミシェル・プラッソンと来日したときの公演を聴きに行って以来だからもう6年も経つのか…。パーヴォ・ヤルヴィは3年前のフランクフルト放送響とのマーラー9番、ブルックナー7番、去年のドイツ・カンマー・フィルとのシューマン2番&3番を聴いたから、今回で3つ目のオケとの演奏を聴くことになります。特段好きというわけではないんですけどなんとなく聴きに行ってしまう指揮者ですね。それにしても最近までシンシナティ響のシェフでもあったのだから、本当に引っ張りだこの指揮者です。
1曲目のメシアンはシェーンベルクとバルトークを足して2で割ったような曲調。メシアンはほとんど聴いたことがなく、「神の顕現の3つの小典礼」や「聖体秘蹟への讃歌」くらいしかCDも持っていなかったので、CDも買って予習していきました。パリ管の音色は柔らかく暖かい音色で、弦のフラジオレットも神秘的な音色を奏でていて素晴らしい演奏でした。特に中間部の迫力は凄まじかった。
ラヴェルの協奏曲のソリストはダヴィッド・フレイ。まだ弱冠30歳のピアニストですが、なかなかどうして仄暗く繊細な音楽を奏でます。音色も柔らかく、運指が難しそうな箇所でも決して乱暴にならず一音一音丁寧に鳴らしていく姿勢は好感が持てました。ジャジーな曲ですが躍動感も◎。オケも1曲目同様素晴らしかったです。必ずしもお国物が良いとは限らないけど、このラヴェルは流石パリ管にしかできないような演奏だったと思います。アンコールはたまたまどれも知ってる曲でしたが、叙情的な3曲をあの若さで完全に自分のものにしているかのように演奏し、曲の美しさや素晴らしさが改めて実感できる演奏でした。
メインのペトルーシュカは1947年版。チラシや梶本のサイトの前情報ではたしか何年版なのか書いてなかったなかったからてっきり原典版かと思っていた…。3管編成で終わり方に疑問が残る方の1947年版ですが、演奏は凄かった!弦管打どれも高水準だったけれど、フルートとトランペットが上手すぎる。アンサンブルも音色も良い意味でまとまっていて、オケとして前に聴いた時より格段に良くなっていると感じました。元々のオケの技量もあるけれど、ヤルヴィもフランクフルト放送響やドイツ・カンマー・フィルよりパリ管の方がさらに相性が良いように思います。
指揮者も団員も最後までみんな楽しそうに演奏していました。中でもアンコールの悲しきワルツの最中にクラリネットの2人が何やらひそひそ打ち合わせを始めたから何をするのかと思ったら、本来1管の曲なのに途中の強奏の部分からいきなり2人で吹き始めたのが面白かった(笑)
今年はあまり演奏会に行く時間もお金もなかったので、純粋なオケの演奏会を聴きに行くのは今年初めてでした。次は都響の第九の予定だし、通常プログラムのオケの演奏会はこれが今年最初で最後かな。
帰宅後、先日買ったままでまだ聴いていなかったヤルヴィ/パリ管のビゼー作品集のCDを聴きながらこのブログを書いていますが、このビゼーもどれも素晴らしい。。

ぐだぐだと長くなってしまった…。
また明日から1週間頑張りましょう。