主体性のお話を続けます。

女性と言うのは、
受け身で振る舞うように教育され、
大人になっても、
そのように社会で振る舞うように奨励されています。


一般論です。
勿論、例外もあるでしょう。


しかし、
受け身を止めて能動的になる事が、
理解出来ない女性は少なからずおられます。


例えば、
玉の輿ではないですが、
高学歴、高収入の男性と結婚したいと言うのは、
典型的な女性の夢と語られます。


例えば、
境界性人格障害と言う病気は、
女性が圧倒的に多い事が知られています。
境界性人格障害の根本原因の一つは、
主体性の問題です。


女性のクライアントと話していて、
頻繁に感じるのですが、
自分の幸せを自分で切り拓くのでなく、
配偶者や子供に幸せにして貰おうとするかたがいます。


これら全てが主体性の問題です。


勿論、主体性が無くても毎日楽しく暮らしているのなら、
何の問題もないでしょう。


しかし、
慢性的な憂鬱感や閉鎖感で毎日苦しんでいるとすればどうでしょう。

受け身を止めて、
主体性を持って能動的に考えて行動することが、
現状を打開出来る唯一の道ではないでしょうか。


私がこのシリーズの冒頭でゆるゆるへのステップは長い旅になるかもしれないと
言ったのは、
こうした問題からなのです。
そもそも自分は能動的か否かと言う自覚の問題が絡み付くからですね。





女性と限定する気はありません。
男性は自分は能動的だと思う傾向が強いですから、
女性よりも問題が根深いと言えるかもしれません。

男性特有の主体性の問題は、
自分勝手になりやすいと言うことです。

自分中心過ぎると、
能動的であっても意味がないことになります。

自分だけ幸せになっても仕方がない。

これを無視して、
目標に向かっても、
意味がないと言えます。

自分の夢だから。
自分の問題。
確かにそうですが、
自分の行いに影響力を与えてしまう相手も気遣いする必要もあります。

それも、
勝手な気遣いではなありません。
以心伝心などと言う場合ではないのです。

貴方も納得。
私も納得。
これをカウンセリングで用いるの言葉で言うなら、
『Win-Win』と言い、
非常に大切な考え方なのです。





つづく




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