今年になってすぐ、職場があるケアタウンに接ぎ木された「アンネのバラ」が2株やってきた。


アンネのバラとは?

(以下ウキペディアより)

アンネのバラ(フランス語読みでSouvenir d'Anne Frank スヴニール・ドゥ・アンネ・フランク、あるいは別名アンネの思い出)は、自然を愛し、とりわけバラが好きだったアンネ・フランクの「形見」として捧げられたバラである。日本へは父のオットー・フランクから寄贈された物が広まり、愛と平和のシンボルとなっている。

もし、神さまが私を長生きさせてくださるのなら、私は社会に出て、人類のために働きたいのです。— アンネ・フランク

アンネのバラは蕾の時は赤、開花後に黄金色、サーモンピンク、そして赤へ変色する特徴がある。これは、もし生き延びる事ができたなら、多くの可能性を秘めていたアンネを表現している。
(以上、ウキペディア参照)

というストーリーを持った由緒正しき薔薇。
やってきたのは、広島で引き受けられて全国の高校に寄贈された流れを持つ薔薇であるようだ。とある女学館で花開き、高大連携をとっている地元の大学に届けられたものから2鉢が託された。
受け取った時は、接ぎ木されたところがロウで固められてちょっと痛々しく、水分と空気をたっぷりと含んだ即席ビニールハウス(といっても膨らませたビニール袋)の中で木の芽が出てくるまでの2週間はこのままなにもしないようにとのこと。鉢植えを枯らしてしまう黒い手を持つ私に、果たして芽が出るまでのお守り役が務まるのだろうかとヒヤヒヤしながら過ごしていた。
2週間後、恐る恐る開いてみたら、何やら木の芽らしきものがポチョっと出てきていた。
( *´艸`)安堵~
ということで、その後は、緑の手を持ったボランティアさん達にバトンタッチ。現在はこんなに元気に育ちはじめています。5月頃に地面に植樹されると冒頭の写真のような花が咲くのかなぁ…、咲くと良いなぁ。後日談はまたそのうちに。