職場があるケアタウン小平では毎年「ケアタウン応援フェスタ」というお祭りを開催していた。

年々ご参加いただく方々も増え続けて、一大イベントとなっていたのに、コロナウイルスの感染拡大以来このお祭りは中止したままとなっている。


今年もお祭りの開催は見送られたが、いつもフェスタの締めくくりにあげていた風船1000個・バルーンリリースだけでも再開してみようということになり、何とか実現にこぎつけることができた。

物価や材料費の高騰により、今回は半分の500個のみ。すべてのバルーンの中には地域のみなさま、子ども達、患者さんや家族の皆さん、みんなの祈りや願い事を書いた小さな紙が詰められている。ちなみにバルーンは土に帰る素材、願い事の紙は水に溶ける素材、万全ではないかもしれないけど、我々が考えることができる限りの準備を整えた。


「皆さんの願いと世界中の祈りが届きますように」と山崎先生のスピーチとともに、4年ぶりのバルーンが空に放たれました(^^)

前日の土砂降りからの青空に恵まれ、200名近い方々にもご参加いただきました。コロナで分断されかけた地域とのつながりを取り戻すきっかけとなりますように。

さてさて来週末は、死の臨床研究会の年次大会で四国の松山へ。まだまだもう少し頑張ろう!