14:46 黙祷

 

 

あれから13年経ちました。

福岡に住んでいた私は、

現在小学6年生の息子がお腹にいて

悪阻で寝込んでいた頃の天災。

 

 

九州でも地震は起こるけど

津波の怖さは知らない。

何が起こっている?映画?

と、頭が混乱しました。

 

 

東京に引っ越してきた後、

仲良くなった人の中には

被災地へ支援に行ったという方もいました。

 

 

そうか、東京から行けるんだ。

多分、この思いが頭の隅っこにあり

一度は自分の目で、肌で、感覚で

現地に行き確かめたい、そう思っていた。

 

 

そして、

一昨年知ったハタチ基金

支援させていただいたのをきっかけに

昨年末、27日〜29日で宮城県へ

東日本大震災の遺構をめぐる弾丸旅行をしました。

 

 

すぐレポを書くはずが

1月1日に能登半島地震が起こり

一旦、レポを見送りました。

 

 

ですが、やはり、

本当のことを伝えるためにも、

自分の備忘録としても

感じたことを残さないといけない、

そう思い、今日になりました。

 

 

今日は長女、次女が

九州の私の実家から帰宅。

 

 

帰ってくる事が当たり前ではない。

家族揃って過ごせることの喜びを

今一度感謝して過ごします。

 

 

 

 

 宮城県への旅

 

 

旅に出たのは

12月27日〜29日。

 

 

3日間シェアカーを借りて

あちこちをまわります。

まず、旧荒浜小学校へ。

現在は、震災遺構仙台市立荒浜小学校。

 

 

だんだん小学校が近づくにつれて、

平野が広がり、道が新しくなっていく。

息子は「空が広くていいね〜」と。

 

ほんと、いい天気でとても気持ちいい日でした。

 

 

海からとても近い小学校。

復興の力も感じますが

早速、津波の規模の大きさを知ることになりました。

 

 

2階まで上がってきた海の水、

怖かっただろうねアセアセ

 

 





普段から、防災訓練に取り組んでいたことが役に立ち、みんな無事だったそう。

先生や地域の方の判断もすごかったのだと

映像を見て感じました。

 

 

当時のことをインタビューした映像は、

二度と起こらないで欲しいなと願うばかり。

 

 

資料に書かれた

『みんな無事だった』という一行が

心の救いになった1日目でした。

 

 


旧荒浜小学校屋上

 

 


松島にも一瞬寄りました。




この日は、南三陸ホテル観洋さんで宿泊。

こちらのロビーにも、

たくさんの当時の写真などがありました。



ここで運命的な出会いもありました。

私が心のことに興味を持ったきっかけの本の著者の絵が飾られていたのです!



初心にかえる瞬間でした。



 

 気仙沼へ

 

 

翌朝、今回の旅で行きたかった場所の一つ、

気仙沼にある岩井崎の龍の松へ。

 

 



 

 

 

この龍の松、

津波で枝や幹が流され津波が引いた後、

出てきた姿が龍のようだったことから

このように呼ばれるようになったそうです。

 

 

 

自然からの願い

自然への願い

自然界と人間界、双方の願いを、

この松が示してくれてるようにも感じました。

 

 


よく、根っこを持っていかれずに

ここにいてくれたな〜と

津波にも負けない強さを感じる松でした。

 

 

 

その後、近くの神社でお参りして

「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」へ。

 



 

 

ここは元、気仙沼向洋高等学校。

海洋高校だったそうです。

校舎の4階まで津波が来た校舎。

 

 

旧荒浜小学校は2階の足元までの津波だったのに・・・

同じ海の近くでも

場所によって全く津波の高さが違うということを知りました。

 

 

 



人の力では無理な形で車が積まれている😵

冷凍倉庫の建物がぶつかって崩れた校舎の壁😵

生徒の教科書やノートもあちこちに散らばる😢

 

 

 






この伝承館でも映像が流れており

当時もニュースで見たかもしれませんが

気仙沼市立階上中学校の中学生の

卒業式での答辞は

ハンカチなしでは見れませんでしたえーん

今、思い出しても涙です。

(あえて載せませんが、調べると動画が出てきます)

 

 

この未曾有の天災を

子ども時代に体験したこの子たちは

今頃、どんな大人になっているんだろう。

 

 

今日見たニュースでは

語り部として活動している子もいましたね。

 

 


言葉にならない想いを抱えたまま

この後向かったのは

南三陸さんさん商店街

 

 



隈研吾さんの監修で、

木の温もりを感じられる建物。

南三陸沖で獲れる海鮮、

特産品、お土産などを買うことができます。

ここで食事もできます。

 

 

ここにもいろんな記事やメッセージ、

芸能人の応援の掲示板がありました。

 

 

被災された方々の気持ちは

計り知れませんが

日本の復興に欠ける技術の凄さや、

大和魂とも呼ぶべきか復興に向ける想いの

底力が本当にすごい!

 

 

でも、今日だけは

復興に向けて頑張っている心と体を緩めて

弱音を吐いたり、悲しんだり

辛いと言ってみてもいいのかも。

そういう日があってもいいと思います。

 

 

心から、もう吹っ切れてる人は

いいのですが

もし、強くあらねば、と思っている人がいたら。

 

 

 

この日は、仙台市内で1泊し、

最終日は仙台観光をして東京へ帰りました。

 

 

 

仙台市内も、大きな地震がきたと思いますが

それを感じさせないほど復興してました。

 

 


仙台大観音の大きさは圧巻でした。




追記:サンドイッチマンの伊達さんのブログ。

被災地、仙台が地元だからこそ伝わる内容だったのでシェアします。





 

 おすすめの場所

 

 

今回、東日本大震災の“どの土地”に行くか?

を決めるのが、とても大変でした。

 

広い地域で起こった震災だけに

土地を絞りにくくて...

 

 

ただ、調べる中で、

どこに行っても、

震災の伝承館があるということはわかりました。

 

 

うちは、東京から行きやすい仙台を中心に

決まった時間で行ける範囲で

今回の場所にしました。

 

 

 

東日本大震災について知っておきたい

行ってみたいという方で

あちこち行くのは大変という方は、

初日に泊まった

南三陸ホテル観洋がおすすめです。

 

 


仙台駅から無料シャトルバスがあり、

ホテルが開催している震災の語り部ツアーもあり、

お風呂や部屋からの眺めも良くて

食事もとても美味しい。

 


震災のことを知りつつも

ゆっくりできます。

周辺にコンビニ等はありませんが、

お土産屋さん、売店もホテル内にあります。


満月でした。


部屋からの眺め。



 

ちなみに、南三陸ホテル観洋さんは

断崖絶壁に建つホテルにもかかわらず

津波の被害を受けず

600名もの被災された方を受け入れた避難所としても有名です。

 

 

 

 

 

 

今後もまた、どこかに行った際

自分の目で体で体感し

お伝えできることがあれば

書いていこうと思います。

 

 

 

長いレポを

最後までお読みいただき

ありがとうございました。


 

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