最近、改めて体力作りクラスにおいて、丹田の意識の練習を沢山取り入れております。
意識する場所はもの凄く小さく、そして奥深いので慎重に説明を致しますが、それに加えて外部から触れる(アジャスト)できる場所でもない為、大変難しいものです。
身体を動かす時、この丹田から動かし始めそれが徐々に外界へ伝導していくように、最後に腕や足が動く。
しかしこの間、0.0何秒の世界。
これが一番、力を要せず素早く力強く身体を動かせる方法ですが、素人さんはこれを逆方向にしてしまうので(末端から動かし始める)ぎこちなくなります。。。
だから本来、聴くのも観るのも考えるもの丹田で行うのが良いのですが、これは相当難しいですね。
私も到底届かない域の話です。。。
骨盤を矢印の方向へ動かすことを前傾と申しますが(正確には仙骨)、この前傾が基本になります。
しかし、ただ前傾させただけでは【でっ尻】となってしまいNG。
なぜなら腰椎が前反りになってしまう為、腰にも悪いです。
ここでは詳しく説明できませんが、小転子と仙骨の関係を意識しながら前傾を保ち、背面に壁があるようなイメージを持って、腰椎や胸椎はそこへ押し当てながら天高くどこまでも引き上げるような、身体内部の取引が出来るようになると、美しい姿勢が生まれてくるかと思います