今夏で3年目の使用となる水冷マット。

 

 

 

マットに網の目に組まれた通り道に水が流れ続け、布団にこもる体熱を取り去ってくれるシロモノ。

 

 

 

 

 

本体に繋がるホース。一方は入口一方は出口。本体に戻り、ファンで空気に当てられた水がまたマット内に流れてくる。

 

 

本体も大きくはなくて邪魔にならず、小さなファンが回って水を送り出すだけの単純な構造。

多分電気代は扇風機より低いと思う。清掃の時分解してみると、そう思えるくらい小さな基盤しか入っていない。

 

だが、パワーなんかなくても関係ない。もうほんとただひたすらに、エアコンも扇風機もつけないのに、寒いのだ。真夏に寒くて起きてしまうという逆神。

 

マットの上に直で寝ると、流れる水が常に身体に接触してるような状態になる。そりゃ冷たいです。日中35℃超えたくらいの室内で昼寝に使うとそれでも気持ちいいんですが、夜は体温奪われ続けて、寒い。起きるとマットと接触してた身体の面が冷たくなっている。もともと私はエアコン苦手とかあるんで個人差はあると思います。

 

 

だから冷たさを緩和する為マットの上にシーツやらタオルケットやら色々敷いて厚みを出して試してみたけど1年目も2年目もなかなか上手くいかず、真夏の夜は暑さより寒さとの戦いをしてました。

敷布団を上に敷いてしまうと厚みありすぎるのか、効果が消えてしまったりもして。

ちなみにスイッチをオフして水の入ったマットの上に寝てるだけの状態になってると、これは当然水が体温であったまってきて、やがて暑くなる。

 

散々迷走した私には今年、これがある。

 

 

 

この、ファイテンのマット。鍼屋で居場所が無くなり我が家に引っ越してきたやつ。

 

いや実は、、、既に冬から考えてたんですよね夏に水冷マットでこいつが活きるのではと。だから鍼屋から強制解雇したというのが本当のところ。だって、お客さんの寝心地だけでなく自分自身の安眠も確保したいもの。

 

そして半年程待ち、いざ使ってみたらもう最高。マットが身体に触れないギリギリのところで余熱だけ取り去っていってくれるみたい。

 

 

 

この絶妙な厚みが快適な夜を生み出してくれました。

 

6月の気温だと少し寒く成り過ぎてしまいましたが、ここ2~3日の暑い夜は暑さも寒さも感じず、先日の耳栓効果も相まって快眠。

もっと暑くなってきたらニトリのNクールみたいな冷却パッド系と組み合わせたら最強なんじゃないかなーとか、思いました。ああいうのって、結局冷たく感じるの最初だけで熱こもってきたら終わりじゃないですか。けど水冷マットで熱逃がし続けたら、、、

ねぇ。ファイテンで熱帯夜過ごせ無さそうだったらやってみよかな。盆付近の熱帯夜が楽しみだ。

 

この水冷マットレビューをなんでするのかと言うと、製品として適当過ぎる部分がまだまだ多いんですよね。そして構造の割に値段が高い。

 

これは水冷マットを知らない人が多く、数が売れてないからなのでしょう。Amazonで買ったけど値段にもバラつきあって販売店も色々なんだけど、多分ほぼ全部同じ商品なんだろなーと思えるタイプの、Amazonあるある。怪しい商品でした。

そんなわけで、少しでも流行ってくれれば製品としても成熟していってもっと安く良い物が発売されていくんじゃないかなーという、期待を七夕の願いとして☆

 

織姫と彦星という、言ってみれば我々とまったく関係の無い二人の年に1度の逢瀬が解禁される日に、何故他人である我々が願い事をするようになったのかはよくわかりませんが、一応願っておきます。

 

 

って、書いてみてから試しにと思ってAmazon検索したら私が取り寄せた時よりずっと取り扱い数増えてて、価格も抑えめになってる。。。

もう既に願い叶ってきてるのかも。