痛み症状が出て週１ペースで来てくれてた方が、痛み落ち着いたからということで月１ペースのメンテナンスに変えて続けてくれてます。
そんな風に痛い時は頻回、そうじゃなくなったら身体に無理が生じず元気が保ててるうちに通ってもらうというのが一番です。
次回いつ来たらいいですかと聞かれた時に私がよく言うのは、「今日の来院時より痛くないうちに来てくれれば、今日の帰りより次回の帰りが楽になりますよ」っと。
痛みは追いかけっことはいえ、施術ペースが上回れば元気で調子のいい期間が長くなっていきます。
「痛くなってから行こうっ」になりがちですがそれだといつもゼロがゴールになってしまいなかなかプラスの上積みが出来ず、痛みや不調から解放された好調さを味わえません。
特に痛みも無いけど習慣的にメンテで毎週通ってくれる方もいますが、そういう方は不調が少なくいつも楽しそうに見えます。ここに来ることで一週間分の疲労を全部リセット、っという思考回路が出来てくれてるのでそれもプラシーボ効果として上乗せされるのでしょうね。
もちろん、通わずにそのまま元気でいられるんなら治療院の事なんて頭によぎらないって状態が一番幸せかもしれません。けれどもともとどこかに痛みが出てしまったということは、生活の中に原因がある為それをやめない限り再発は100％ある方が自然と言えます。
これもどこかに書きましたが、例えば仕事のせいでコリが出来てしまう場合に、コリってのは仕事やめたい程辛いけどコリで仕事やめる人はいないってゆー代物です。
なのでどーしても長く付き合っていかなきゃなりません。
コリや不調は人間関係と一緒でご機嫌取らないと悪化していきますし。
美顔鍼も、よくペースを気にされるお客さんが多いですがこれもほんとねー、必要なペースは人それぞれ過ぎて提供するこちら側も判断難しいのが本音です。どのくらい続けてくれるのかがわからないってとこが一番の難所。
私の考える美顔鍼って即効効果なんかはただのおまけでしかなくて、半年とか一年後の持続効果がメインです。
けど美容は効果をすぐに実感出来ないと続けていく気力を失ってしまうので即効効果も他店より与えつつやってかないと納得してはもらえませんよね。もし即効効果がどうでもいいって言ってもらえるのなら、顔に刺す分を半分、または無しにでもして身体の血流巡らすことにその分を費やせるんだけどなーなんて、あまり言わない方がいいかもしれない本音を書いてみたりする。
ほんとねー、、、え？今日何やったの？って思われてしまうような地味過ぎる、身体のアチコチに痛くもないような鍼を刺す作業を本来なら初回で時間かけてやりたいんですけどね。それはなかなか許してもらえないですよね(^-^;
ついでに、美顔鍼は最初から継続する気が無く一回きりのお試しで考える人は悪いですが、消費者目線で本気でその人の為を思って言いますが、その一回を鍼体験で使うのはもったいなく、求められる効果として考えるならヘッドマッサージや押圧による顔ツボや輪郭マッサージの方が私ならよっぽど引き締めやリフトアップが出来ます。
その人のそれまで生きてきた形跡をぶっ飛ばし身体や肌を一回で変えるなんて、本当の意味での神の偉業といえるでしょう。そしてそんな施術者は、断じて一人もいません。治ったようなテクニックと話術でその場だけ騙す技術ってのは世にいくらでも、どの業界にもありますけどね。月１とかペースは遅くても、継続していけば美顔鍼効果は出てきます。
身体は単純なようで複雑にいろんな状況から痛みや不調がその人なりの特徴を持って出来上がっています。我々施術する側も、どんな熟練者でも申し訳ないですがその人の痛みの特徴全てを初見で見抜けません。なので回数を重ねるということはその人の特徴に治療内容がどんどん沿っていき施術内容が濃くなることにもなります。
美顔鍼でも続けていくと「この人この部分にもっと鍼必要だなー」とか、変化をチェックしていけるし、慣れていくことで最初は教えてくれなかった悩みを教えてもらえることもあり、それで施術内容が変わることもありますね。
私は自分が言われるのが嫌だからという視点から、次いつ来てくださいとか予約を促したりしません。初めて行った店で、また行くかなんて決めてないのに問診票に個人情報たくさん書かされたりするのとかも鬱陶しいから、鍼屋では一切しません。
そのせいでたまに「次来ちゃいけないのかと思った」っと勘違いされてしまうこともありますがそんなことはさすがにありません。鍼屋伍一六を見つけ出してくれた人、要望になるべく応えたい。
だから気に入ってまた来たいと感じ適切なペースを聞いてくれるのであればしっかり考えてお答えします。
または、どのくらいのペースで何回通おうと思ってる。っということを教えてくれたらそれに合わせた内容をその期間に合わせていくなんてことも出来ます。
みなさんの環境に合わせた最適な施術が出来る場所でありたいと思っています。
