先日、欲しいかっさがあってヨダレ垂らしてるなんてこと書きましたが。
かっさねー。「肌が汚くなってしまうんじゃないですか？」っという疑念を持っている人も少なからずいるようなので、これについて誤解なきよう私の見解、というか考え方を書いておこーかなと。
結論を先に書くと、考え方はひとそれぞれ、やりたい人は大いにやって下さい。けど、やりすぎは一応ダメってことになってるから鍼屋でも施術ペースについては考慮してます。
ただし、自宅で毎日のようにとか週何回も、とかってのは私ですらちょっとやめた方がいんじゃない？って思っちゃう。
ってとこですかね。曖昧ですかね。
一応現代の美容常識は
「肌をこすってはいけない」
ことになっているのでかっさはこれに逆行してます。
確かにかっさは手でやるオイルマッサージ等と比べ赤らみや、人によっては広い範囲で内出血状態になることもあります。鍼屋でやってる施術だとカッピングもそうですね。確かにその場で起きる事は肌にダメージを与えてることになります。
でもこれって、例えばラーメン屋でラーメン食べるのと同じなんですよ。
ラーメンてどう考えたって身体に悪いでしょ。けど一杯食べたからといってそれで身体がどうなるのよ。反応が出やすい人だと翌日むくんだりはあるかもしれない。
それでも食べたい幸せな理由があるから食べるわけじゃないですか。それに月に一回くらいだったらその毒素は身体が自然にデトックスしてくれます。
かっさもカッピングも、ペースを守ればその刺激分はちゃんと再生します。再生をする前に回数を重ねてしまうのはもしかしたら蓄積しダメージが残ってしまう可能性もあるけどさ。
例えばなんですが、もっと刺激強いはずの乾布摩擦や垢すりを長年ずーーっと続けてる人全員が特段肌汚くなったなんてデータは一切無いはずなんですが、たまたま汚くなってしまった人だけに焦点を当て、ほらね、こうなるからやめた方がいいですよ、ってやるのが現代美容の常套手段。
この偏った結果に医師や科学者の見解を都合よく乗せてくると人々はそーだそーだと素直に頷いてしまう。
これは昨今の紫外線対策に対しても同じことが言えます。昭和以前の時代日焼け止め対策ゼロで生きてきた人なんかたっくさんいますが、じゃぁ全員肌が汚いか、老けているか・・・？これをいうと今と昔じゃ紫外線量が違うって言い始める人いますが、今だって無対策の人の方が人口全体で見たら多いと思いますが。
対策してた人が無策の人と比べどれだけの違いがありますかね？
そりゃ、畑仕事してた人とホワイトカラーを比べたりしちゃいけませんよ。
普通に生活して平均程度に太陽にさらされてる中で、対策した人としない人の違い、そんなのほぼないよって現実を、日を浴びて今を生きてきた高齢者の肌が教えてくれてます。
それなのに、目の前で確認出来る現実よりもどこの誰が発表したかもわからん論文の結果に納得させられてしまう現代人。
「学会で〇〇教授が言っていた」これだけで全てを鵜呑みにしてしまう。
紫外線関連の商圏て大きいですからね。日焼け止めクリームだけでもどれだけ売れるんだか。シンプルに答えはそれだけなんですけどね。色んな情報操作が入ってます。
医学や科学を信じるなとか、紫外線対策するなとか、そんなバカな事は言ってません。
私はむしろ医学寄りの考え方の人間です。あくまで美容業界寄りの考え方じゃないって事を理解して欲しい。
さて、かっさに対する見解、そんな感じです。
普段肌トラブルが無い方がかっさをたまにやるくらい、しかも施術の中にちょっと組み込むくらいで肌が恒久的にどうこうなってしまう心配なんて要りません。
そんな弱かったら人間てヤケドなんて絶対治らないし、切り傷すら治らないままの生物ってことになりますよ。
そもそもかっさを美容目的で宣伝してる勢力のせいで、逆に美容界の他の勢力からかっさが叩かれるという、ただふらりとメリットを享受したいだけの私みたいな人間からするとほんとにどうでもいい抗争であり、お客さん達もその情報戦に巻き込まれていると。
何事も過ぎたるは猶及ばざるが如し。です。
やりすぎはよくないけど、やりたい事を情報に踊らされて我慢してるのも損です。
次々出ては消える流行りの美容法健康法と比べ、歴史の長い施術には実績がありますからその点だけでも多少信頼を寄せてもいいと思います。
個人差もあるしどれくらいの強度でやるかによっても全然違うので一概には言えませんが個々必要に応じたペースで自宅なりお店なりでやるのは問題ないことです。
ちなみに擦るのではなく、かっさをコリ解消のツボ押しやマッサージ器具のように使用する施術の場合は、これも程度はありますが毎日やっても大丈夫。テレビとか見ながら適当にリラックスタイム過ごして下さい。
リフレッシュの為の施術ってのはあまり深く考えず、気持ちよさや遣り甲斐だけを受け入れるのが身体にとって一番いいですよ。
そして、自分の代わりにその辺深く考えてる施術者のとこに通うのが安心かと。
私の考え方って現実的なはずなのに医学や科学、マスコミが取り上げる事と方向性が違うってだけでおかしな奴だと思う人もいるでしょう。
けど、ちゃんと医学や科学だって適度に取り込んだ上で現実を静観してます。
金が絡めば組織ってのは平気で嘘をつくし、嘘を現実に見せるだけの力があるのが組織。そんな現実をみなさん今までいくらでも見てきているでしょう。
個人は個人で自分の考えを守れるといいんだけどな～。
さて！
ここまでかっさ推奨するような事書いといてなんですが、、、、私の指はかっさと比べるまでもなくいい仕事してくれるので、鍼屋ではかっさを使ったマッサージよりも普通のマッサージや手によるオイルマッサージの方がずっと優れています。
かっさを推す為書いてきた記事のはずなんですが、、、労力使って無駄な事するのも私の遊びですね。
でも、かっさはかっさで行程の１つとして、味変みたいな感じで刺激の種類が変わって受ける側も楽しいですよ。カッピングもですがたまーに取り入れてみるのもオススメです。
