木こり頼まれたのは初かも。

 

ビフォー

 

アフター

 

ここまではノコギリを楽しめましたが、ここからの後始末は大変だったなー

 

 

 

 切った枝葉をゴミに出せる30cm✕10cm以内に収めてひたすらノコギる。

しかも相棒は終始一貫してこの細ノコちゃん。

 

阿部家のチェーンソーの出番かと脳裏によぎったが今は昔のストーリー。とっくに使わないから阿部父捨てちゃったんだろな。倉庫で見ないし。

ちっさい頃何度か使った覚えがありますが、さすがにあの切れ味には恐怖感を覚えてます。

チェンソーマンいれば、じゃなくチェーンソーあれば1時間もかからない作業だろけど素人が細ノコ1つでしこしこ頑張ったにしちゃ片付け含め3時間程度で終わって手際良かったと思う。さすが働き者阿部。

バーベキューとかやっても私はひたすら働いてるタイプだからね。

おしゃべりとかよりバーベキューを成功させる方に重きを置くやつ。でもおしゃべりばっかして働かないやつが場を盛り上げてくれてるからこそ安心して火の番とか出来る。適材適所よ。

 

しかしさすがに働き過ぎた。血液検査で元気過ぎ診断されたとはいえヘトヘトです。何百回何千回キコキコしたことか。

腕の疲れはヤバくて翌日動くか不安になるくらいジーンとしてる。

 

明日、だいじょうぶだろうか。。。

 

が、翌日起きたらちょいだるくらいで支障なくマッサージ業務もきびきびはかどった。さすが元気印。

 

楽しく爽快で達成感あるいい仕事だったけど、その陰で笑えないストーリーもあったんですよ。

クマンバチの巣を奪ってしまったようで。

細かく切り分ける作業を続けてた時ふと気づくと黒い虫が周りを飛び回ってて。時に体当たりをしてきたんだよね。

風体からしてクマンバチかっ!?っと警戒したんだけどあのハチ特有の身の毛がよだつブンブン音がしなかったから、あれ?ハチじゃないのかな?と思って作業続行。それに木切ってる時ハチの巣なんかなかったもんなー。

 

しかしその後も全然いなくならず周囲を飛び続け、やっぱりたまに体当たりもかまそうとしてくる。さすがに怖い。

手を止めてしばらく見てたら、奇麗に短くしちゃった木にも近づいたり離れたり。だけど木に止まりはしないで飛び続けている。

その姿からやっぱり。。。これは、この子が巣にしてた木だったのか。っとわかる。

 

お出かけから家に帰ってきたら家が壊されてて、どうみてもその家を壊した犯人が現場にいると。そういう状況。これは、、、我ながらひどい。

 

飛び疲れたみたいで地面で休んでる時に近づいてジッと見てみたんだけど、やっぱりクマンバチにしか見えず。でも、、、やっぱり巣がないし。。。

 

帰ってからも気になって調べたらクマンバチは単独行動でみんなが共通認識で持ってるあのハチの巣、で集団生活してないそうで。基本メス一匹で柔らかい木や木材に小さな巣穴を作ってつつましやかに小規模な子育てをしてるそうだ。

 

 

ずーーん。。。。絶対これじゃん、罪悪感の波が押し寄せる。

 

変わり果てた木の周りを何度も何度も、何が起きたのか信じられない、って姿でブンブン飛んでいた光景。泣いてたかなー。

しばらく頭から離れないなこれ。

 

それにしても、枝を切り落としてる時にあのハチが在宅中だったらどうなっていたことか。

事後とはいえどう見ても犯人な阿部を襲って来なかったのも、これも調べてみたらクマンバチの性格はかなり温厚らしい。よけい切ない。

クマンバチなんて名前からして怖いしなんとなくスズメバチの次に怖いと思ってたけど単独生活してて温厚で、そんなハチがいたなんてね。でも子供の頃木登りよくしてたけど、運悪かったら木の上でクマンバチに遭遇してぷっすりいかれちゃうこともあるのかな、って考えたら怖いね。

 

巣を壊した張本人が、遭ってもいない仮想の被害に怖いとか言ってることの方が怖いわ。

ごめんなー、これからの人生、巣の事は忘れないでいるよ。