超売り出し中の俳優伊藤健太郎君が事故起こしたじゃないですか。ひき逃げとなってしまった事故。

 

で、この事故って右折車と直進車による右直事故って呼ばれるもので、これってバイク事故で二番目に多い事故なんですよ。右折が車で、直進がバイクです。

 

事故起こした本人や、危うく事故りかけた人じゃないと信じられないかもしれないけど(私もないけど)、右折する車のドライバーは直進してくるバイクに気づかないみたいです。

 

下の動画でバイクの右直事故について詳しいデータを解説してくれてるのですが、事故を起こしたドライバー(車)の87%が、なんと直進してくるバイクに気づかなかったか、発見の遅れが原因でバイクにぶつかってきちゃってるそうです。ドライバーさんの証言だと「バイクが急に飛び出してきた」「気づいた時にはぶつかっていた」っという回答が返ってくるそうです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=843SfSI2RgA

 

 

 

てことで、健太郎君の場合も恐らくバイクに気づかなかったのが原因である可能性は高そう。気づかなかったか、バイクが来るよりも早く右折なりUターンが出来ると勘違いしてしまったかどちらか。

だから、急に視界に現れて自分の車とぶつかったバイクを見て、事実をすぐに飲み込めず現実逃避する為に走り去ってしまったのかなー?とか、もし自分が健太郎君の立場だったらすぐに正当な対処が出来ただろうか、っと考えてしまいます。

交通事故って時と場合によっては一瞬パニックになることもありますからね。

だからテレビやらで「事故はしょうがないけどその後の対処がまずかった」っと当たり前のようにコメントする人多いけど、そりゃまずいけどさ、お前はいついかなるときでも絶対にパニクらずに対処出来るのか?っと問いたくなりますね。

既に、売れっ子で慢心してるからだとか酒乱癖があるだの素行不良だので、今まで言わなかったやつらがこれを好機にしゃしゃって叩いてますが、その人達はいついかなる時も判断を見失わない、よっぽど立派で性善な人達なんでしょうね。偉い偉い。

 

前回のブログで、久々自転車に乗って自転車の視点思い出したってのもこういう事なんですけど、たぶん多くのドライバーが意識的にはバイクを視界に入れてないんですよね。人間て興味あるものしか視界に入らない。いや、脳に入ってこない。

車は車でバイクの事なんか考えてない、そしてバイクもバイクで車を障害物くらいにしか考えていない。。。人もいる。

 

バイクと車でぶつかって怪我するのはまぁほぼバイクなので、ライダーはライダーで自分の身を守る為に右直事故をどう解決していけばいいのか考えないといけない。

 

車が気づいてくれないなら気づいてもらいやすくなるしかないですよね。っと思いタイトルのように、暴走族のような爆音を鳴らして走ればいいのかなーと。それか、常にハイビームにするか、電飾をたくさんつけるかとかね。

 

どれも超迷惑なんだけど、車体が小さくて気づいてもらえないのなら目なり耳なりに訴えかけるのは必要なのかもしれないなぁと。

 

別にこれの対策だったわけじゃないけど、私が20代前半で乗ってたバイクはタンクの下と後輪が青と紫に照らされるようにLEDを着けていて割と目立ってたように思います。しかし、音は逆に小さくしてました。バイクとかスポーツカーってブンブンブンブンうるさいじゃないですか。そしてそれを、車やバイク好きな人は「いい音~」って言うんだけど、私はうるさいと周りに迷惑がかかってしまうことが恥ずかしくてしょうがなかったのでなるべく低く静かな音のするマフラーを取り付けていました。

 

しかし、これでは右直事故を防止できませんねぇ。困る。

私は個人的にはうるさい車やバイク嫌いなんだけど、上に貼り付けた動画を見てからバイクは少しうるさくしといた方が安全なのかもなーと思ってたところで今回の事故が起きたのでなおさらに気持ちが動きました。

やっぱりマフラー替えないとかなぁ。