NHKはまったく見ないのだが、かといって民放をリアルタイムで見る事もほとんどなく、見たい番組があれば録画しておいてそのうち見る。

私のテレビの主な使い道はYouTubeやVOD(動画定額配信サービス)を映し出すことにある。

そのテレビの使い道を1つ増やそうと思った。PCを繋いで大画面4Kモニターとして使いたい。

 

現在部屋で使っているテレビは2010年製の32型。「テレビを見る」っという事に関して言えば難なく動作する。あと数年使っていても壊れないんじゃないかと思う。

このテレビが部屋に来た経緯といえば、部屋にテレビなんか要らないと思っていたのに家で一台余ってしまったから捨てるよりはという理由で、父のお下がりをとりあえず保管した。という形だ。

 

このテレビは購入時にも特にこだわりもなく買ってきたもののようで、機能という機能が何もない。裏番組の録画すら出来ない。年式のこともありもちろん4K画質とは無縁だし、VODなんかには全く適合していないのでChromecastを使ってその機能を補っているものだ。

 

10年も前なんだから現代に追い付かなくて当然なのかもしれないが、逆に考えると今このタイミングで購入したテレビが10年後には「なんの機能もないテレビ」と化してしまうのも必然なのだろうか。。。

 

そう考えると最高級品というか、最新を詰め込んで価格が跳ね上がった商品を買うのは損なのかもなーと思えてくる。その一方、この選択を続けているといつまでも最新最高の技術に触れることが出来ないというジレンマ。

 

とりあえずは用途に合うものの中で適度なものを選びましょ、なんて思って調べてたけどテレビはもう大型化が主流のようで。

地デジだ地デジだなんて騒がれてた時一番売れて、売れるからこそ値段もこなれて買いやすかったのは32インチと37インチだったけど、今はシリーズの中での最小サイズが43インチ~、なんてものまである。大きければ高く小さければ安い、それはそうなのだけどメーカーが一番生産するサイズが一番割安になるわけだから、そこに照準合わせた方が幸せになれそうだ。

 

てなわけで、、、、

 

 
 

 

 

50インチを購入。

さすがにでかい。いや、6畳間に対してでかすぎるんだ。しかしネットの購入ページには適正部屋サイズが6畳~8畳って記載があり、生産者側が消費者のテレビサイズに対する認識を上書きしてこようとしてる意図を感じました。

 

 

なーんて、届いた時は少し引いていたけどやっぱりすぐに大きさには慣れるものなんだな。1時間もするとしっくりきた。映画もゲームも、全然違う。今までとは迫力が。32インチからの買い換えだから当然か。

switchを置いてビフォーアフターを比べてみるとなかなかの差。

 

 

 

この写真だけじゃ伝わらないが、実際にゲームプレイしてみると見やすい見やすい。大きさだけじゃなくコントラストや色合いだとかの進化を感じました。

 

すぐ慣れるとはいえ、6畳間に50型はプライベートシートの映画館のようだ。

ほんと、こんな王様みたいな贅沢してていいのだろうか。

 

 

映画館といえば音響も大事だが、先日10年近く使っていたプリメインアンプが壊れてしまい、ちょうど買わなきゃな~なんて思ってはいたけど、、、、先日出窓に設置した真夏のお供、窓用エアコンとこのテレビでピッタリ出窓の横幅にフィットしちゃってもう何も置けない。

 

テレビに繋げるのはもちろんとしてCD聞いたりだとかにも必要なのだが、音響機器なんてこだわると価格が天井知らずなのでそこそこのエントリーモデルで充分。なんせ、どーせ音を聞き分けるような耳は持ち合わせていない。豚に真珠どころか豚にダイヤモンド。

でも豚にピンクダイヤモンドはなんか可愛い気がするよね。

それにしても、聞き分ける耳もないくせにいいオーディオやらイヤホンを欲しがるのって主に男ならではの悪い性ですよね。

 

とりあえずオーディオは置く場所ないけど話は置いといて、映像を見る物という意味ではこのテレビに大満足。綾野剛がCMしてる中国メーカーのテレビなんですよこれ。めっちゃ高品質でコスパ最強という噂。

 

家電だけじゃなくスマホとかもだけど中国メーカーの有名どころってもう三年は前から庶民感覚でも本格的に侮っていらんなくなっちゃいましたよね。アメリカが脅威を感じてるのもわかる。最近じゃ中華アプリであるTik Tokにも茶々いれ始めましたしね。それに比べて日本はなーーーんも対策しないままほとんどの国民がグーグルとアップルを通じアメリカに個人情報のほぼ全て持ってかれたままですが。。。中国に抜き取られるのも時間の問題。

 

今回テレビに関して妥協した点といえば、有機ELパネルじゃないってことくらい。そこだけは最新最高を味わえない。あとはかなり高水準で欲しい機能面を満たしてくれている。10年後、「なんの機能もついてないテレビ」と化すまで正常動作してくれていることを願う。

 

 

さて、当初の目的であった大画面PCモニターとしての使い道は、、、、、、さすがに今の所ちょっと無しだ。

モニターとして作業するには近づく必要があるのでさすがに目が疲れる。。。文字入力くらいなら少しくらい問題なくやってのける事も出来るのだが、その距離のままで動画なんか見ちゃうとちょっと酔う。小学生の時映画館の一番前の席でゴジラ見た時に酔った事を思い出した。

 

先日買ったマウスコンピューターのPC、かなりハイスペックなのだが画面はフルハイビジョンであり、4Kは断念した。15型の画面で4Kにしてもあんまりな~っと思い。

必要があれば後々大型4Kモニターを買ってPC作業をテレビ画面に映してやればいいという目論見もその時からあり今回の購入に至ったのだが、結局のところテレビはテレビとして、PCはPCとしての仕事をそれぞれ分業して行うことになりそうだ。

 

単体でネットに繋がるテレビを買ったことで、数年頑張ってくれたクロームキャストはお役御免となりました。誰か欲しい人いればあげます。