私の部屋は開けっ放しにしていても年間通して湿度が高く、今年は特に梅雨が長かったせいなのか今までカビたことないものまでカビてしまいました。
ジーンズやらウールのジャケットなんかもカビちゃって、、、ちょうどいいから全部丸洗いしましたよ。
革製品なんかは毎年のように、油断するとすぐカビちゃうのわかってたのに今年もしっかり革ジャンカビさせてしまったのでお風呂に沈め、そして泡立ててガシガシ洗い(良い子は真似しない方がいいかも)、時間かけて乾かしてなんとかいい感じに戻りました。
 
瓦屋根仕事のお手伝いもちょろちょろ行ってるんですが、若手の子に「阿部さん来る日いっつも雨ですね」なんて茶化されながら、「梅雨なんだから当たり前だろ~」なんて返して一笑い。
屋根に登れば登ったで、雇い主である友人に「どけよ素人っ」なんて言われて感動を覚える始末。作業系の職場においてどこに行っても使える人材としての自負があった私がまさかそんなセリフを浴びせられる日が来るとは。。。。。。ジーーーーン。
 
っていってももちろんふざけたやり取りなので、屋根の上は常に笑いに満ちている。真剣に職人作業してる友人を私が手伝いつつもずーっとからかって茶化してるんでたまに「どけよ素人」なんて言葉が返ってきます。そしてそれを言われてまた一笑い。
現場はいつも明るい。雨が降っても尚。
 
もちろん遊びじゃないけど、私は臨時の手伝い程度なので真剣に現場の事を考えることもなく、みんなで同じ作業してご飯食べて、なんだか学校の班行動してる時みたいな感覚。子供の時に戻ったような、少し懐かしく、夕日も相まって少し呆けた気持ちで帰路につきます。
 
「このままでもいいのにな~、時間の流れが止まっていてくれるのならば」
 
しかし時間は過ぎていくのだ。
 
そして5月?くらいから始めたこの臨時お手伝い、いくたび毎度帰り際、
 
「もう暑くなっちゃうから今日で最後ね~」っと私が告げ、
 
「っざけんなよまたこいよ~」っと友人が答えるのが常態。
 
しかしもうほんとに暑くなってきてしまった。屋根の上は焼けるようだ。真夏になったらきっと太陽に熱せられた瓦で目玉焼きが作れるであろう。
 
何度目かの手伝いの時、まだ6月だったと思うが天気のいい暑い日があって、半袖で仕事に臨んだ日があった。
見事にTシャツ焼けしてしまい、まだ少し境界線が残っている。
 
普段は日焼けなんか気にしない性格であり、数年前から日焼け止めを塗ることもやめた。
しかし日差しがきつ過ぎる。その証拠に日焼けとしてくっきり表れるのだから。
 
 
そこで、、、、、
 

 
屋根の上でおばさんと化した。
 
仲間内には実用性と共にシャレとして通じるのだが、家にまつわる建設作業をしていると横の繋がりも多く作業中に他の業者さんも現場によく往来する。
事情を知らない他の業者さんは、作業員の中に一人おばさんの帽子をかぶる男を見つけて何を思うだろうか。
 
それもまた笑える。
 
瓦のせいか今年は日焼けに少し敏感になり、バイクに乗る時も長袖長ズボン。そして暑い季節にゃ絶対あり得ないぜ、っと思っていた、首まですっぽりかぶるフルフェイスヘルメットをメインでかぶって移動している。そして手袋もはめる。
 
日焼けの事も考えているんだけど、手袋もなく、脆弱なヘルメットをかぶり、そして半袖短パンでもし転んだりしたら痛いだろうな~って想像がこの歳になってやっと出来るようになってきました。
若い頃の夏なんてひどい時は裸足で運転してた事もありましたからね。ミラーのとこに濡れたビーサン刺して乾かしながら。ギアチェンする時足痛いんだよな~あれ。年齢によって保険料が変わるのにもうなづけます。
 
昨年何度かブログで、「来年は新しいバイク買いたい」なんて呟いたかもしれないのですが、諸般の事情でまだまだ伸びてしまいそう。欲しい車種がまだ買う時期がきてないってのが一番だけど、というかまだ未発売だし。他にもある色んな無理を押し通してでも買うまでの情熱がまだなかったりする。
なのでとりあえず丈夫な体の維持に努めよう。それよりこのコロナ禍では丈夫な精神の方が問題になってくるな。