風情ある立派なお屋敷。リフォームしてとある施設へと生まれ変わるということで、屋根のお直し手伝ってきました。
いい感じに田舎で、いい感じに便利。それが私の住む千葉県北西部。だんだんと区画整理され建売住宅が立ち並び、昔見た景色がその場所の思い出ごと消え去ってきてはいるが、まだまだ昔の風景を残したままのお宅もたくさんある。
ちなみに千葉県を都会だと思ってる千葉県出身の千葉県民はそう多くないと思う。
たまに東京神奈川に次ぐ都会三番手争いで埼玉県と競わせられてるのを見かけるが、どーーーぅでもいいよね。自分が気に入ってればそこが何県だって問題無し。
あ、さらに言えば東京を都会だと思ってる東京生まれの東京都民もそう多くないんじゃない？って思う。
さて、前回前々回も瓦仕事の事書きました。そして、泥まみれ土まみれで大変な仕事だったと書きましたが、どうやら現代人にはそれは謎に感じられたようです。
「なんで屋根の上登ってるだけなのにそこまで泥だらけになるほど土があるの？」
っという疑問。
いやー、ほんとですよね。私もやってみて初めて知りましたよ。
土は瓦の下から出てきたものです。みなさん瓦の下に土が敷き詰められてるって知ってました？そもそも瓦の下の世界を頭に思い浮かべたこともありませんでした。
前回の記事で菜々緒ポーズで仕事やってる写真みてもらうとわかるんですが、足元全部土なんですよ。
それを、小雨降る中作業してたので土が泥となり泥まみれになったのですね。
瓦屋根初日から雨で濡れており、とっても滑りやすい危険日でした。しかし高い所が好きな私にはただただ楽しい作業でしかなかった。
それで言うと２月に阿部家はネズミ騒動が勃発してたんですよ。夜、お風呂から出てふぅ、っと一息ついてると天井を駆ける小さな足音。
一匹いたらそれこそねずみ講でどんどん増えてしまう。
短期決戦に臨み色々と駆使してネズミを捕獲し、なんやかんやあった事をブログに書くつもりでいたんだけど閉店とその後の忙しさで書かないまま色あせてしまったなぁ。
まぁ、その時天井裏をじっくりと覗き、「あー、26年も住んでるのにこんななってたなんて知らなかったなー」っと。
話を戻し、瓦をはがしていくとこんな風になるわけです。↓↓↓
土もブロックの様に固まってます。そして、土があるということは当然そこに命も芽吹くわけですよ。
屋根から花咲いちゃって。
なんて、花が咲くだけなら微笑ましいのですが、命の種類は多様です。
土を除いていくと出るわ出るわ。でっかいムカデやらクモやらアリやらゴキやら、大小様々な命がこの土を拠り所として生活をしていたようです。
なんだか彼らの住処を突然破壊し奪ってしまうのは気が引けました。野生で生きる全ての命が人の手の届かない豊かな緑の中で生きれたらいいのになぁ。
いつもならこういった文に続き、「本当なら人類が半数いなくなれば一番いいのに」的な事を書いてしまうところですが、コロナ禍の状況下でそれを言うと普段以上に「とりあえずお前から先に死ねよ」っと言われそうなので今回は一切口に出さず、そっと心に閉まっておきます。
そういえばこの現場には地下水を組み上げる電気式の水道があり、手を何度も洗うことが出来たので嬉しかった。
天気がいいと屋根の上は日差しが360度、１日中僕らに激しく微笑みかけてくれます。
ミスして半袖出勤してしまった結果、、、
真っ赤になりました。
コロナ防止というよりかは土ぼこりとかを防ぐ方がメインになってしまうのですが、マスクもつけたり外したりしてるうちに顔も土まみれ。
そしてまたマスクの中で蒸れ、雑菌の養殖場と化す。
久しぶりにニキビだらけになってしまった顔を見て少ししょんぼりしました。
閉店以降めっちゃサボってた美顔鍼を最近再開し、そしてたまーーーにお客さんとかにいただいたパック、まったく使わないままタンスの隅にいたのを思い出しセット。ちょとハマっちゃいそうな気持ちよさですねパックって。なんか美容してる気持ちになる。そろそろちゃんと人前に出る準備をしないとなーなんて、顔のぶつぶつを見つめつつ気を引き締めました。
自粛期間も一応、一旦明けましたしね。
この期間国民のほとんどが運動不足で身体がなまって太っているであろう状況で、私はウォーキングやランニングをこなし、そして健康的に日焼けとかしながら力仕事までこなしているんだから心はまだでも身体くらい引き締まってんじゃないの～？
なんて思わせるかもしれませんが、
安心して下さい！ちゃんと太ってますよ！また箱根行った時くらいの重さになってます。
何故なら、、、
だってあのラインナップって絶対１つの喫茶店では提供出来ない品揃えじゃないですか。その中でも、飲んだことないドリンクにチャレンジして美味しかったりすると疲れ吹っ飛びますね～。
自販機の売り上げのほとんどって男性が支えてるってデータを見たことがあるんですが、男性って多分喫茶店より自販機が好きな人多いと思うんだけどな～。まぁ自分のお金で買う時はお馴染みの商品しか買わないんですけどねｗ
そんなわけで、どんだけ汗かいても減量方向に針は向かないのであった。
あ、まっくろくろすけは冒頭あげた写真の家の構えがトトロ的だからって事じゃなくて、鼻くそがすごいんですよ。瓦仕事の当日と翌日は鼻の穴からまっくろくろすけがぼたぼた取れます。
仰向けで首の施術をしている時などに私の鼻の中を覗いて見ると、まっくろくろすけもまた、あなたを見ているかもしれませんよ。