先週急にぎっくり腰になりました。ぎっくり腰って言っても症状のレベルも様々なのでどこからぎっくり腰なのかってのもよくわからないもんですよね。
病名、というか症状名を「急性腰痛症」と呼ぶので、まぁ急に起こったそれなり痛みを伴う腰をそう呼ぶんですね。動けなくなって這いずり回るまでいかなくても充分立派なぎっくり腰なのです。あ、立派ではないか。
私の今回のは動けるレベルだったので仕事するには問題なし。
以前なった時は少しでも腰周辺に力が入ろうもんなら冷や汗出るような痛みが出てたんで、逆にお客さんにも言わずに働いてましたけどね☆ 今だから言えるけど冷や汗でびっしょりでした(^▽^)
さて今回、仕事するのは問題無しとはいえ踏み込んだり力が入ったりしたらそれなり腰が抜けるような痛みがキラキラ~っとしていたんですが、どうしてもソフトバレーやりたくて二日後には参加。
こういう時悪い癖で、「悪化してヤバくなっても自分で治せるからオッケー」とか自分に言い聞かせちゃうんですよね。
で、ほんとは治療ちゃんとしてから参加すればいいのに、けっこー無理に時間作って参加してるから自分の治療に充てる時間がないまま。
結局コルセット巻いて参戦。結果、その日はけっこーな足手まとい。痛いのなんのって。
翌日休みだったんでやっとちゃんと治療して、軽減。
よく聞かれるんですが、「自分の腰どうやって治すんですか?」という質問。
正解はうつ伏せになって手を後ろに回して鍼を刺します。
もちろん超やりにくいですよ。
で、こういう時に思うんですよね。
私は普段お客さんに、「目つぶってても治療は出来ますよ。手触りだけでわかりますから」とか偉そうな事言ってるんですよ。
でも実際は違ったなーと自分の腰に手を回しながらの治療をしてると感じます。。。
逆に目だけで治療してると言っても過言ではないんだなーということを。
私の治療受けてる人って思い返してもらうとわかると思うんですけど、初手からちゃんと痛いとこ捉えてるはずです。だから、触る前から見えてるんですよ、ダメなところが。
これって自慢とかじゃなく当たり前の事で、技術で開業してる人は誰でも見えてます。見えるってのと違うとしても先生それぞれの、初手から外さないなんらかの手段があるはずです。
で、私は見て取るタイプなので、、、、自分の腰、、、見えないじゃないですか。
だから微妙に上手くいかないんですよね自分の腰痛治療。
とはいえ1日1日少しずつ攻めていって、やっと先ほど全ての場所に会心の一撃が打てたようでなんとかほぼ快復。
しかしですね。なかなか治さなかったのには治せなかった事と別に治さなかったという理由もあるんです。
普段そこまで痛みを持っていない私も、たまにこういう痛みを自身で存分に味わっておくことで痛みを持つ人の、気持ちの理解に努めることが出来ます。どんな教科書にも載ってないし、表現も出来ないですからね痛みって。
病院でもそうですけど、「どんな風に痛みますか?」って医者に言われてもなかなか表現に困ることあるじゃないですか。でも自分がその痛みを知っておくことで対処しやすくなるんですよね。
今回、自分に起きたぎっくり腰も症状と治療経過と共にしっかりと記録。あとはぎっくり腰の患者さんを待つだけです。