鍵返却ミッション
目的地の近くにて、リュックから封筒に入れた鍵を取り出す。
その封筒に入ったままの鍵を手に持ち、歩く。
駐車場を横切るとき、本人(元彼)に会わないかドキドキ![]()
なぜか忍び足でエレベーター付近に近づく。
人の気配がして、ドキリ![]()
ヤマトのおじさんが台車と一緒にエレベーターを待っていた。
「どうぞ
」
おじさんに促され、先に乗る。
──3階で降りてくれてホッ![]()
そこから11階までの時間が、やたら長く感じた。
──着いた!
誰もいないことを確認し、郵便受けを開けた。
エアコンの冷気が顔に当たった…かと思ったら視界がぐにゃり。
──???
異次元へ
…彼の家の中?目の前には巨大な玄関ドア。
スリッパは岩山サイズ。靴は巨大なオブジェ。
──私が縮んでる?!![]()
とりあえずリビングへ向かうと、ドアが少し開いている。
その隙間から犬の鼻がニュッ。
「ひぃぃぃ
」
ガチャッと押し広げてドスドス登場する犬。
巨大な顔で鼻息ブオォッ
私はコロコロ転がされる![]()
任務完了
気づけば玄関の外に立っていた。
髪は犬の鼻息でぐちゃぐちゃ、心臓はバクバク。
──なんだったんだろう
今の![]()
…と息をついたそのとき。
先ほど乗ったはずのエレベーターが、まるで待っていたかのように静かに扉を開いていた。
体感では永遠に近い冒険だったのに、実際には一瞬の出来事だったのかもしれない。
……夢、見てた![]()

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