眉下切開はしたくない…
はじめまして、美容外科医のジョイ子です。
大手美容外科に長く勤務し、
美容外科・皮膚科歴は10年以上。
美容医療を上手に取り入れるコツなどを
自分の経験から綴っています。
年齢とともに皮膚がたるみますが、
その中でもうすいところの皮膚は伸びやすく、
非常にたるみやすい
そのため、まぶたの皮膚はとてもたるみやすい部位なのです
まぶたの皮膚がたるんでくると、
二重の人だとまずは二重の幅が狭くなってきて、
そのうち一重まぶたのような見た目になって、
さらには目尻側の皮膚が大きくたるんで三角目になってきます
それを「若かりし日の目元みたいにしたい!」となれば
眉下切開(眉下リフト)という手術を受けるのが手っ取り早いですが、
「いや、そこまでじゃないけどどうにかならない?」
というご相談には、、
目周りに引き締め系のレーザー治療を勧めます
あとは、
眉下ボトックスもお勧めです
これは私はよく治療として使ってるんですが、
眉下ボトックスをすると、
眉の外側が気持ち程度ですが少し上がるので、
目を開ける感覚が少し楽になったりするんです
実は私は眉の位置が左右で微妙に高さが違っていて片側が少し下がっているので、
眉下ボトックスを片側だけに治療することで少し整えるようにしています
人からは「全然気にならないよー」
と言われるくらいの微妙な調整には、
手術よりもむしろ向いている治療かもしれません
手術はしたくないけれど、
目を開ける感覚が少し楽になりたい人
眉の外側が少し上がるといいなと思っている人
左右で眉の高さが違っている人
には、この眉下ボトックスは適応かもしれません
ボトックスはシワ治療にとても有効ですが、
こういった表情の微調整も可能なところも
とても魅力なのです