【ルート治療を行う上で予めご了承いただきたい体の理論、起こりうる体の反応】

 

 【起こりうる体の反応】

《瘀血》

内出血による腫れ→約1日で引きます。

青アザ→ 1週間〜2週間で消えます。もっと重症な場合3週間から1ヵ月残ることも稀にあります。

瘀血は体の毒素が体外に排出される反応なので、悪いことではありません。顔や腕などの露出部位に青あざが出来ると困るという方は遠慮なくおっしゃって下さい。

 

 

《治療後の気だるさ、一時的な痛みの増悪》

ルート治療の好転反応による痛み、怠さ、眠気、です。体が良くなろうとして起こる反応なので、過ぎ去るまで待ってください。1日〜1週間。

 

※ 瘀血、好転反応、は必ず起こるわけではありません。また、状態が悪い時ほど起こりやすいので治療を継続していけば徐々に起こらなくなっていきます。

 

《二時痛》

もともと感じていた主訴(第一優先部位)がルート治療によって少し軽減すると、余裕が出た分肉体が第2優先部位、第3優先部位、の痛みや症状訴えかけて来ます。どんどん消失させていくと健康に向かっていきます。

(例)

最も辛かった腰の痛みが和らぐと、思ってもみなかった右肘周辺が痛み始めた。

最も辛かった頭痛がマシになると、胃のもたれを感じ始めた。 

老眼が改善してくると耳鳴りを感じ始めた。

など。




 【ルート治療の理論】


☆1度のルート治療で減らせるのは3000が限界です。患者さんの体のコリの蓄積量が3000以下なら一度で完治という計算になりますが、

100000溜めている人なら

97000にしか減らないので落差が小さく変化に気付きにくいかもしれません。


でも着実に確実に減らしますので頑張って治療を続けて改善しない人は居ません。

500000くらい溜めている人も中にはいます。必然的に、改善するまでに治療回数がかかる人もかからない人と分かれます。


なので、絶不調なのは前提で治療しております。改善するまでの過程で、絶不調ですアピールは要らないので無視させていただきます。来院した時に症状だけを伝えていただれば結構です。みんなそこを頑張って乗り越えてきています。現段階の表面上の症状にとらわれるのではなく、ルート治療を続けているのならば肉体は以前より回復した状態にあると捉え、今の状態を受け入れながら未来をイメージして現在を生き抜くしかありません。現在だけをみて悲観的になっていては結局未来になっても不満を言っています。

 

☆筋肉のコリ(ルート)は一旦蓄積してしまうと、休息を与えても時間が経過しても減少しません。ルート治療をしない限りはずっとカウントされ積み上がってしまいます。その積み上がった量に比例して、大きな病発展していきます。

(例)

腰痛→足の痺れ→腎臓結石。

頭痛→薄毛→脳梗塞、認知症

背中の痛み→動悸や息切れ→心筋梗塞

など。 

 

☆コリは遺伝します。父方or母方or両方から受け継いでしまい、同部位のコリを持って生まれてきます。その量も受け継ぐので、親のコリの状態が悪いほどコリも強くなります。先天性であってもルート治療で減らすことができます。

 

(例)

父→腰痛 自身→生理不順

母→難聴 自身→メニエール病

母→40才で脳梗塞 自身→鬱

父→50才で心筋梗塞 自身→パニック障害

など。

※ 溜まっていても病気として出現しない場合もあります。肩凝りが当たり前になってしまい麻痺していたり、倦怠感や記憶力の低下など、本人が病気や症状だと自覚できない場合もあります。

 

 

《ミルフィーユの法則》

人間の凝り、症状はミルフィーユのように幾層にも重なっており1番上の層の症状しか感じられません。また、その層をルート治療によって剥がさない限りその下の層が現れません。1枚ずつしか剥がせないので、他の部位の症状や複数パターンの症状の出方を通過しないと治癒しない場合もあります。

(例)

激しい腰痛

一度痛みが消失

二時痛により肩や首が痛くなる

肩や首の痛み消失

腰の「痺れ」に変わる

痺れ消失

ギックリ腰発症

だんだん腰の痛みが起こらなくなる

しばらくぶりに腰が再び痛くなるが過去よりかなり小さな痛みで、痛みを感じる時間帯も少ない(蚊取り線香の法則)

腰痛完治

 

 

本来感じるべき症状を通過しており麻痺している段階でルート治療を受けた時に、改善していくにつれて「本来感じるべき症状が出現する段階」が来てしまう時があります。パンドラの箱を開けるように、麻痺していた症状を感じてしまうようになってしまうのは困るとおっしゃる患者さんもいるかもしれませんが言うまでもなく麻痺させ続けると将来大きな病として精算されます。どちらがよいかはご自身でお選びください。

(例)

思考のモヤモヤをスッキリさせる為に頭を治療

メンタルが病んでしまう段階がきてしまう

更に治療をすすめることにより完治

 

脚の痛みを治すために治療

通過してしまっていた「脚が痺れる段階」が表在化してしまう

更に治療をすすめることにより完治

 

髪が若干薄いので薄毛治療

大きくハゲてしまう(本来抜けるべき量が正常に抜けてくれる段階がくる)

更に治療をすすめることにより本当の意味で健康に毛髪が生えてくる

 

など。

 

《辻褄合わせ現象》

自身のその部位のコリの量に合わせてその部位を痛めるような事象に遭わせられます。

治療を進める中で、次に悪い部位を教えるために段階が進む為に起こる場合もあります。(→ネクスト辻褄)

交通事故に遭う、転倒する、壁や家具などによくぶつける、虫に刺される、舌を噛んでしまう、火傷する、などの外傷が多いです。

胃腸のコリが多いと体に悪いものを摂ってしまう、メンタルのコリが多いと悲しい思いをさせられてしまう環境に身を置かれてしまう、などの辻褄合わせもあります。

※ コリが取れると、体に悪いものが欲しくなくなる、メンタルにダメージを負う環境から離れられる、などの現象が起こり始めます。(逆辻褄合わせ現象)

 

《若返り現象》

現時点で最も辛い症状、二時痛、三時痛、を消失させていくと過去数年前〜数十年前に苦しんでいた症状が出現することがあります。その年齢の段階の状態まで戻ってこられたことを意味しています。それほどに人の体はその時辛い症状を麻痺させて通過し喉元過ぎれば熱くない状態となり、麻痺に麻痺を上塗りすることにより大きな症状に発展させています。感じてはいなくとも肉体はしっかりカウントしており、その蓄積量に比例した大きさの病気や苦しさとなり発症します。

 

《お待ちかね現象》

予約日の当日または前日、2、3日前、などに急に本来悪かった部位が主張し始め体調が悪くなります。それはルート治療で抜き取るべきコリが表在化している現象です。

体調が悪くなったから治療に来られない、不可解な症状だったため病院に行くからキャンセルする、などは【お待ちかねキャンセル】と呼んでいて大変勿体無いのでできるだけお待ちかね現象が起こっても頑張ってルート治療を受けにきましょう。

 

《ほんとの自分現象》

就寝中、寝起き、酒に酔った時、風邪ひいた時、気圧が変化した時、湿気が増えた時、月経時、妊娠中(つわり)、出産後、休日や連休の前、に顕著になる症状は本来感じるべきである症状です。これらが収まっている時は偽りの自分です。

 

☆ルートの表現は気まぐれ

コリ(ルート)は、何歳のタイミングで症状として出現するかは人によって様々で出現するまでの間は奥に潜伏して成長を続けます。また、どの症状で出るかは人それぞれです。例えば同じ頭のコリが強い人がいたとして、Aさんは頭痛、Bさんは鬱病、Cさんはハゲ、でアピールしてきます。コリの気まぐれでランダムに決められるので自分で選べません。(家族同士の遺伝性のコリであっても必ずしも一致しません。)

 

コリの表現パターン

痛み、痒み、熱感、冷え感、痺れ、乾燥、ムズムズやザワザワなどの不定愁訴、痙攣、頻尿や動悸などの内臓の症状、視力低下や鼻炎などの器官の症状、薄毛、アトピー性皮膚炎や肌荒れなどの皮膚症状、倦怠感、力が入らない、など。

 

《家族になろうよ現象》

患者さんご本人のコリが減っていくと、ルート治療を受けていないはずの家族(両親、兄弟、妻、夫、など)の体調が変化したり性格が変わったりします。関係性がいい方向に変わり始め、家族に対して優しくなれるし家族も患者さんに対して優しくなり始めます。また、家族が症状を訴え始めルート治療を受ける流れになり始めたりすることもあります。

 

《千と千尋現象》

大量の先天性のコリに苦しめられている人は素晴らしい才能や感覚を秘めていることが多く、全身のコリが取れていくと能力が開花することがあります。じつは意味もなくコリに苦しめられているわけではないのです。また肉体の状態は、運勢や環境、人間関係などとリンクしておりルート治療によって改善していきます。