乳癌手術後、放射線治療を経て半年のリュープリン注射と経口薬タモキシフェンでの治療を受けている。

タモキシフェンの治療は、そろそろガチな閉経なのではと疑いつつ、あと3年続く。

今となっては、この更年期症状が乳癌治療が原因なのか、体本来のものなのか曖昧になってしまったが、まあ健常になりつつあり、当時治療の影響かも知れなかった苦悩した症状などを振り返ってみる。

50肩は、もはや治療からくる更年期症状の延長線かどうかも定かではないが、まとめているうちに、手術治療開始以降、激しい肌症状に苦しんだため、まとめておこうと思った。

そもそもアトピーギリギリで、若い時から疲れると肘裏膝裏がかゆくなったり、冬になると乾燥と痒みが出たりしたが、市販の保湿クリームや痒み止めで対象していた。

手術後、肌乾燥が酷くなった。

一番酷かったのが頭皮。

巨大なフケが出た。

(皮が剥ける感じ。)

それでなくてもビジュアルに難ありなので、不潔はますます印象が悪くなるので困った。

手術後、シャンプーを使わなくなった。

若い時は毎日シャンプーしないと痒くなったものだが、シャンプーすると肌がピリピリした。

しかし乳癌の治療とともに始まった酷い更年期障害のホットフラッシュによる酷い汗


臭いが気になる〜


職場には常に汗拭きシート常備。

夏はお手洗いに誰もいないことを確認して頭皮もゴシゴシ


乳癌になる少し前の時期から、白髪が目立ち出した。子供らの用事もあり、仕事もあり、もともと美容院が苦手だったので、自分で染めていた。後に思うと白髪染めの薬剤がもともと肌の弱い私には強すぎたせいもあるのかもしれない。

幸い最近では頭皮痒み用の市販薬もあり、一番酷い時はアトピー用の入浴剤を入れたお湯で頭皮を洗っていた。多分肌に優しいオイルでマッサージした後シャンプーすれば良かったのかもしれない。

今でもシャンプーは使っていない。最近はLUSHの頭皮ケアクリームを毎日使っている。本当はマッサージした後15分置いた方がいいらしいが、私は風呂場に入ったらまず頭皮ケアクリームで頭皮をマッサージ、顔や体を洗って最後に頭を流す。

体も普通の石鹸は使っていない。オリーブ石鹸とか肌に優しい石鹸か、LUSHのボディ用マスクを使っている。

それでもたまに寝ている時に腿や腕を掻きむしるほど痒くなり、手術以来3回ほど皮膚科で見てもらった。大体一度薬を貰うと完治。たまに痒くなると市販の痒み用のクリームか、痒くなったらすぐに濡れるようにムヒを常備。

風呂上がりは乾燥する時期は保湿クリーム、そうでない時はジェルを欠かさない。

あと手術以降、炊事は必ずビニール手袋かゴム手袋をしている。使い捨ては気になりつつも、手袋をこまめにするようになってから、手が切れたり痒くなったりすることがなくなった。

洗濯の洗剤も、最近は影響のない時は植物由来の洗剤を使っている。黒いものは白いカスが残るので合成洗剤で洗い、柔軟仕上げ剤ではなくクエン酸を使っている。

そうやってやり過ごしたが、今年はまたしてもぶつぶつか酷くなり、皮膚科のお世話になった。皮膚科の先生によると、コロナウィルス流行によるアルコール消毒の影響ではないかということで、アトピー性皮膚炎のようだった。強めのステロイドが処方され、使い始めたら肌の状態が良くなった。1日2回なので寝ている時など体温が上がった痒い時は市販の痒み止めを塗り掻き壊さないようにしている。

ちょっと気になるのは乳癌が発覚した年も春に手足にもの凄いぶつぶつが出た。検診はちゃんと受けてるから、大丈夫だと思うけど。

痒みの他にも、昨年末眉毛の下あたりに白い膿を持った吹き出物が出た。若い時は2、3にちしたら消えたがなかなか消えず、


ああ、ボツボツだらけのババアになるのか?


と落ち込んだが、最近気が付いたら消えていた。

化粧水は香料成分が心配で使わなくなってしまった。夏はアロエジェル、冬は馬油やスチールクリームなど肌に優しいクリームを顔を洗ったら薄く伸ばしている。

若い時はちょっと気を遣えばすぐに効果がでたんだけどね〜。

まだ完全閉経ではないらしいが、お肌の衰えが目に見えてきた。かと言って、一般的なアンチエイジングの製品は香料とか強そうで使う気になれない。足元見てお値段もなかなかだし。

肉体は確実に衰えているのに、中身ときたら趣味嗜好は高校生くらいから変わらず…。

自分でもキモイ。

コスパがいい効果的なアンチエイジングを緩く模索している。