この中絶の記事のなかで、答えてくれた医師の
「経験にマイナスなしだよ。」
という言葉が素敵だなと思った。こんな言葉をかけてくれる産婦人科の医師が増えれば、望まぬ妊娠をしてしまっても手遅れにぬならず処置を受けに行けると思う。
望まぬ妊娠出産のあげく、虐待を受けたりこの世を去るような小さい生命も減るのではないかと思った。
この先生は
「女性からも主体的に避妊すべき。女性の避妊具もある。」
とアドバイスしているが、この先生のように親身になってくれる産婦人科の先生に出会うのはなかなか難しいと思う。
男性だと理解してもらえないのではないかという疑念が強いし、女性の先生に心のない言葉をかけられたらいよいよ立ち直れないと思う。
親身に治療してもらう場はもちろんだけど、まず親身になって相談を受けてもらえる場が必要なのではないかという気がする。
セックスは子供を産むための行為ではなく、愛を感じ合う行為だという考え方もあるが、避妊をしなければ妊娠してしまう。自分は結婚しているが近年中絶数の山になりつつあるという年代に近い。
というか、やや超え、閉経もしたらしいが…。
結婚したってもうそんな気がない旦那がいきなりその気を起こした時にちゃんと備えなんかないし、いつ起こるかわからないその時に準備ってむりだし、旦那の気持ちが全てわかる訳ではない。
結婚していたって、いつ子供が産まれてもいい万全な体制というわけではない。
しかも私の知ってる限りセックス好きの男性はその後の妊娠・出産・育児のことなんて全然関係ないと思っているように感じる。
女性の避妊具もあるって言うけど、まず性欲は悪としてヤローに近づかないことが女性としてベストな生き方なのではないかと感じてしまう。
セックスは愛を感じる行為と女性が大きな声で言える世の中にはまだまだ遠いと感じている。
なのに、低年齢化してるんだよね…。