11月は平日は職場で緊張のあまり体調の悪さは感じなかった。気温も下がり始めたせいか凄い眠気が来てそのあと背中のだが後ろが暑くなり眠気がなくなるというのを、疲れていると午前午後1回ずつ、そうでもない時は午後だけ感じることがあった。

夜中のホットフラッシュも12月くらいから軽くなり、1月くらいからは一晩中眠れるようになり、2月を過ぎたくらいから自分でも以前より深く眠れるようになったと感じるようになった。

だが時折なんの前触れもなく外的要因が思い当たらないのに疲労感が強くなったり、ホットフラッシュが酷くなったりした。

放射線治療中、今にしてみると放射線照射の影響の倦怠感で娘の弁当を作りながら都外地方都市までの通勤に耐えられるか心配だった。時々朝目が覚めたら家をでる30分前で上娘の朝ごはんと弁当だけ準備してうちを飛び出し、乗り換え駅で缶のコーンスープを飲みチャリで通ってる駅から職場までのコンビニで朝食を買い職場までで食べることもあったがなんとか通勤している。

チャリがパンクして歩きで駅から職場に向かっても大丈夫な時間には出勤しているので、いつもの電車に乗れれば始業前に朝ごはんを食べる余裕はある。

9月末の注射の後はやっぱり怠くて寝込んでしまったししばらくホットフラッシュで夜中に目が覚めてしまったりした。

そして気温が下がった11月、頭や顔や手の乾燥と痒みが出て来た。おそらくホルモンバランスの乱れによるものだと思い12月の診察で相談したらその時は左手も胸も掻きこわしていたため抗生物質入りのステロイドがでた。でも傷が治ったら使えないんじゃないかなと思った。

以前から乾燥すると乾燥性痒み肌ようのクリームが手放せなかったが、今年は乾燥が酷く赤みが強い上切れてしまいクリームがしみた。

ネットでアトピー性皮膚炎にはワセリンが効くらしいと知りワセリンを使うようになりいくらかは良くなった気がする。

だが年が明け1月急に冷え込みと乾燥が酷くなると一気に痒みと肌荒れが悪化。これはまずいと近所の皮膚科の病院へ行った。いよいよ本格的にアトピー性皮膚炎の治療が始まるのかと思ったら、乳腺外科と同じ抗生物質入りのステロイドとひたいの痒みのため軽いステロイドと抗アレルギーの飲み薬が2週間分でて再診については特に言われなかった

院外処方の薬局で、「前に乳腺外科で出てるのと同じ薬です。飲み薬はすでに飲んでいる乳がん治療薬と飲み合わせても大丈夫です。」

と言われた。季節の変わり目に風邪をひいていたが鼻喉が敏感になっているせいではないかと思っていて抗アレルギー剤が皮膚科に行けば出して貰えるとわかり嬉しかった。抗生物質とステロイドの軟膏は赤みや痒みもおさまるとのことだった。

痒みにはこの冬中悩まされた。