お久しブリーフ
11月後半から今日までの私
放射線治療中の心配とは裏腹に、割とすんなり通勤生活に戻り、娘の弁当も作れている。仕事のほうはそもそもへっぽこなのもあり、さほど効率減したきはしないが家事の方は相変わらず
2割、3割、5割引き!
(エフヨコモーニングステップス、栗原さんよりでもこの春卒業らしく残念。)
休日は体を休めないと翌週出勤できない。
にもかかわらず、秋は学校関係が立て込む。
下息子の小学校は統廃合されるので2月は閉校式典もありバタバタした。
仕事のほうはこれまでは出席してボンヤリ話を聞いていれば良かった会議が今回は一部進行をしなければならなかったり、これまでは右から左に書類だけ投げていた発注準備をしたりと倒れずにすむほどの緊張感が保てた。
ホルモン療法により生理がなくなり、ホットフラッシュやその影響による寝不足による不調はあるにせよ体調の波に悩まされなくなってきた気がする。
下息子小学校PTA委員会のイベント準備期間はパニック状態だったがそれがひと段落するといっぱいいっぱいながらも仕事が楽しいと感じるようになってきた。
育児のためおいて貰った事業所から本社に戻る時に、個人的な事情でおいて貰ったにも関わらず職務実績として加算され、図らずも業務ランクが上がってしまった。
若い時は
女だってその気になれば男なみに働ける
といきがっていたが、出産育児でヘトヘトになり、自分の体と子供の人生を守るためにむしろ末端の雑用のほうがいいと思っていた。
とは言っても上がったランクの中でもラクな部屋だが、総務と技術の両方をちぎっては投げなければならず、地がボケボケしてるのに、更年期に片足突っ込んだ弱りかけの頭で仕事をこなすのはかなり厳しかった。
年末を迎えたころも
ヤバイよ、ヤバイよ
の出川さん状態だが、仕事をこなすことに喜びを感じていた。
手術を受けたとき
そして
放射線治療中
そんな風に思える日が来るなんて思わなかった。
がしかし、12月以降忙しさのあまり後からこっそりやっつけておこうと思った技術系業務がなぜか部屋の上司に目を付けられてしまい毎日進捗を確認されるようになってしまった。
とりあえず完了スケジュールを出せと言われたけれど、その業務は今年度引き継いだばかり、前任のマニュアルはざっくりでほぼ1回の口頭説明を受けただけの業務で試行錯誤を繰り返しながら処理していて、実際かかる日程を出せばそれじゃダメだと言われるのはわかっていた。しかもその上司は話してもむしろわからないタイプ。大道の業務ははずれボヤボヤ過ごしてきたため瞬発力で最良の解答を思いつかず、スローペースで頭を回転させ、なんとか上司が納得できそうで一番長く時間が取れる日にちを答えた。
上司は納得した感じではなかったし、それもほぼ実行は難しいだろうなと思ったが、具体的にそんなにすんなり業務はいかない説明をしながらやるしかないなと思った。
12月年末は年度内の業務の発注完了の目星をつける時期だ。私が関わる発注の手続きがなんだかうまく進まず、それでもなんとか年内に蹴りをつけたつもりだったのに年明けダメ出しがでてやり直しになった。上司に目を付けられた業務はその後も毎日チェックを受けていた。
若い時、意気がって2つある花形部署の1つを希望し転勤して現場に出た。それまで女性は入っていない業務だった。やっぱり体力的なものもあり男性とは同じペースでは進められず業務が遅れた。業務はグループではなく個人で任されるから他の人の足を直接引っ張らずに済んでよかったのかもしれない。(でも上流の業務なので後続の過程に携わる人たちには迷惑であることには変わりない。)業務が遅れる私に当時の先輩が言ったこと
ちゃんとスケジュール立ててる?
スケジュールの問題じゃない、任される業務量が私の処理能力を超えているだけだ。
でも、
やっぱりオンナは業務をこなせないじゃないか?
と言われるのが嫌でとにかくこなした。
睡眠と食事以外の全ての時間を仕事に投じ、キャパを超え、その後長きにわたり病名はつかない体調不良に悩まされた。
その後は花形の部署からなるべく離れた業務を希望し、たとえ人から白い目で見られても自分のキャパ越えをしないよう細心の注意を払ったし、厚かましく行動することもあった。
12月から1月にかけて、その当時と同じような状況に陥った。
あらゆる手段でそういう状況を避け続けたが、年次的にそうもいかないところまできている。同じ年齢の男性や、未婚だったり子供のいない女性は残業は当たり前の業務量をこなしている。
自分にはやれないと断ることはできないわけではない。
いよいよ私ごときで今の給料を貰える仕事をこなすのは限界なんだろうか?
と思ったが、
できるとは思えないことから逃げてるだけじゃダメなんじゃないかという気がしてきた。
せめて、そんな部下を1人の人間として心配してくれる人ならそれでもがんばれるが、部屋の上司は表向きそう言っているが、それならしないであろう言動をしても平気な人だった。
最初に提示した期日には勿論間に合わなかったが、その都度説明したできない理由もなんとか納得してくれてなんとか業務を完了した。
しかし、
ストレスと無理はガン細胞増殖させちゃうんじゃないの~?
とたびたび感じるなか、
ガン細胞ができないノンストレスの生活ができても、今の稼ぎがなければ子供らの学費は準備できないし、すでにかかっているガンの治療費だってかなり厳しい。
生きるのに必要なお金に苦労してまで長生きすることが最良の生き方なのだろうか?
と思うようになった。
仮に命を削ることになっても、実は自分の実力以上なのではないかと思われる今の給料を守りたい。
そんな覚悟を決めたら、やはり花形部署では力不足ということがバレたらしく、どうやらこの春から違う部署に変わるらしい。
いろいろ複雑な思いはあるが、ま、とりあえずクビにはならなかったからよしとしよう。
そんなこんなでしばしこのブログは放置だったとさ。