体内でいつ癌細胞が発生するかわからないことが判明し、


ストレスは極力回避しなければならない


と思うようになった。

なので


仕事

必要最低をきっちり仕上げ小さなことはいちいち気に留めずスルー。

人間関係も無理しないでストレス溜まりそうな場面は回避。


家事

目標設定は低く、無理はしない


を心がけている。


ところがそうはいかないのは学校のお付き合い。

全校生徒が100人に満たない次年度統合予定の小規模校のせいもある。

他にクラスでできる人がおらず、やむえず入った委員会が主たる活動のイベント準備の開始の時期に手術入院したため、まず手術入院したことは報告して退院後初めての委員会で病名と病状を明かした。

休職中、そのイベントに関わる区の説明会があり2名参加者を出さなければならなかった。私以外も仕事をしている委員さんがほとんどで、平日学校の開いている時間ではないとできないことはその時間なんとかなりそうな人が担当していた。副委員長さんは民間企業の正社員で平日日中は全く活動できず、委員長さんも仕事をしているがなんとか融通を利かせてやっていた。区の説明会は乳児がいるママさんが赤ちゃんを預けて出席する予定だったが、預かり先が確保できないという連絡が入った。長距離通勤をしていて普段はなかなか手伝えないから休職中は進んでやるべきだとは思った。が、そのころ今にして思うと放射線治療の影響なのか倦怠感が強く、できれば体を休めたいという気持ちもあり葛藤した。


でも、赤ちゃんがいて預け先だって確保できない人に行かせるのっておかしいよね。だったら私が行った方がいい。もしかしてこの気怠さは気持ちの問題なのかもしれないし。


と思い、私が代理出席を申し出た。

区の担当者が、

「こういうイベントは道具も使わず手軽にできる。」

と発言したのを聞き、


「平日の昼間に忙しい母親を呼び出しといてよくいうわ!母親が時間を持て余しているみたいな言い方するんじゃねえ!

と思った。

世の母親はどんだけ頑張ってPTA活動の時間を割いてると思ってんだ!私なんて若干命がけだぞ!

ま、真っ当に子供育てたことのない奴にはわかんないだろうけどねっ!

どうせ教育委員会で活動実績残したいだけのイベントで、子供を育てる親たちの現状にこれっぽちも寄り添う気持ちがないのがあからさまで腹が立つ!


そして登校班の送り当番。これも遠距離通勤しているため普段は義母と同じ班の保護者に頼りっきりで、できれば休職中はやりたいと思ったが、学校がもうすぐ始まる8月末、何だか体調が冴えなかった。朝ちゃんと起きられるかも自信ない感じだったが、そんなことでは母としても面目が立たないし、体を動かさないと余計体調が悪くなるのではないかとも思った。

登校班の保護者達にも病気治療の通院のため休職中であることは知らせていて、無理しなくていいと言われたが、結局やった。

そして、夏休み明け最初の土曜日の学校参観でとあるメーカーが出前講座に来てくれることになり、お手伝いを頼まれた。「体調のこともあるから無理しないで。」とは言われたが、私以外にできる人がいないこともわかっていて、引き受けた。

それと来年度統合予定で、昨年やっていた広報委員でも広報紙のページ数が増えるので手伝って貰えないかと連絡を受けた。

手とパソコンを使える人が多いほうが1人あたりは楽になるのは明らかな事実なので引き受けた。

自分だけの付き合いなら疎遠にして仲間に入れなくても自分のことだから割り切ればいい。でも子供の付き合いは母親が顔を出さなかったばっかりに仲間はずれにされるのではないかとついつい不安になり、疲れないように近寄らないとかいうのが難しい。全校児童の少ない下息子の方など、私が断れば善意のある人がさらに大変になるのが明白だし。

それでもこれからは心を鬼にして、無理な時はやらないようにしようと思っているが、実際体調があまり良くない放射線治療中や復帰直後はすでに委員として動かざるを得ない状況になっていてつらい。


しかも私が住んでいるマンションの子供達はほとんど統合するうちに近い小学校に通っているのに、上娘が小学校入学時引っ越して来たら、今の小学校の学校の学区だからそちらに通って下さいと言われたのも腹立たしい。


でもね、学校の保護者活動から帰宅すると、やっぱり必要だし行ってよかったと思う。

疲労感もハンパないけど。