STEP.1本治法
主たる変動経絡の生気を補います。左適応側の肝虚証で兪土原穴の太衝を選穴することが多いです。土穴は目に影響します。
必要に応じて母経の腎を補ったり補わなかったり。
相剋経の虚実を弁え必要に応じて補瀉したりしなかったり。
陽経は患側の大腸経に邪気実を浮かして脉状に応じた手技手法で瀉法します。最も邪気実が客している経穴からが最適解ですが、偏歴に反応が出ていることが多いです。
STEP.2補助療法
宮脇奇経治療
帯脉。患側の臨泣ー外関
刺絡鍼法
患側の乳様突起周辺に血絡を求めて皮膚刺絡して吸角をかけます。
STEP.3標治法
臂臑
患側の臂臑に多壮灸。
3壮から始めて必要に応じて5壮、7壮、10壮と追加し、10壮から先は5壮ずつ追加していきます。
追加の有無は、モグサテスターをこしらえて、脉状および何かしらの体表観察所見をモニターしながら時空弁証でまだ要るかもう要らないかを検証確認します。
柳谷風池
ステンレス鍼寸3の2番か3番で六呼刺鍼法か二十一回旋術で刺鍼します。
STEP.4セルフケア
奇経に灸点を卸し、金銀粒貼付とその上からのドライヤー灸を指導。
臂臑に施灸した壮数の5倍の壮数でドライヤー灸。
目の東洋医学
以下を参照してください。
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