今回はよくあるご質問のうち「お灸」についてです。
※鍼については【よくあるご質問①】にあります→こちらです
Q.お灸はどんなものですか?
A.沢山種類があるんですが分かりやすくすると大きく分けて二種類あります。
◆一つ目は艾(もぐさ)を使って肌に艾を据えるもの
その中でも幾つかタイプがあります。
↓これは直接肌に据えていくものなので上質な艾を使用しています。
↑左から1米粒の半分の大きさの艾、2米粒大の艾、3米粒
あとは赤ちゃん(疳の虫など)には縫い糸の様に細ーく捻って据える場合もあります。
↑手に乗せると上の3つはこんな感じです。
これにお線香で火を付けて据えます。
艾そのまま使うタイプでもう一つよく使うのは
↓こちらです。
こちらは知熱灸(ちねつきゅう)といいます。
ピラミッドの形に作ります。
この知熱灸はとても便利で主に炎症を起こしている所や、首肩コリやお腹の張りなどに使います。
つまり温めるというよりも熱を取るお灸なんです^^
知熱灸は肌に乗せてお線香で火を付けて肌に到達する前に取り除きます。
火傷はしませんので^ ^
◆二つ目は台座灸(だいざきゅう)と言って台紙の上に艾が筒状に乗っていて直接肌に触れないもの
「せんねん灸」という名前を聞いたことはありますか?
あれもこれと同じタイプです。
↓今月からSalonで使用するのはこのタイプです。
↑一つ一つ剥がして使います。
底が接着面なので肌に簡単に乗せられます。
台座の中央は穴が開いておりその上に艾が立っているので肌と艾には空洞が生まれます。
そのため直接肌に当たることがありません。
とても簡単なので患者さんにもご自分で使用してもらいます。
セルフケアで使用してもらうのはこの台座灸です。
↑熱さの段階があり左からピンクがソフト(一番熱くない)、緑がライト、シルバーがレギュラーです。
ピンクのソフトの底紙が一番厚いのがわかりますか?
これが一番熱の伝わり方がソフトです。
患者さんの症状や使用するツボによって熱さを変えます。
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今回は大きく分けて二つのタイプ、
艾をそのまま使用するものと台座灸のご紹介をしましたが
まだこの他にも鍼の上に艾を付けるものや艾をつまんで使うものなどもあります。
今後施術例などともに紹介させてくださいね。
お灸女子になってこの寒さを乗り切りましょう!!