昨日の話の続きです。

ねここ丸は今日午前2時45分に旅立ちました。
病院から連れて帰ってから28時間余り、徐々に弱っていくのを見るのは本当辛かったです。
それでも、眠っている時にそっとそばを離れると、目覚めてすぐにニャーニャーと私たちを呼んでいましたし、あの子もきっと家に帰れて良かったと思ってくれてたんだと思います。

動物を飼う限りは、こういった悲しみは必ずやって来るとは知っていましたが、ねここ丸は今年の6月でやっと5歳。
余りにも早い死でした。
11月17日に我が家にやって来たので「霜月十七(としち)と言う名前にしようかなんて冗談を言っていたのですが、死ぬのまで17日だなんて「やっぱりこの子はとしちだったんだね」と笑い泣きしました。

ともあれ4年と6ヶ月、共に過ごした歳月に、あの子は私たちに色々な事を教えてくれました。
初めて飼ったネコだったので「ネコってこんなに可愛いもんだったの?」と言う驚きから始まり、本当に様々な事…例えば、今までに飼った小鳥や小動物に比べて、人間との繋がりがうんと大きく、その分貰える喜びや感じる愛おしさも多いのだと言う事も教えてもらいました。
心から感謝していますし、学んだ事を忘れる事なくこれからの人生に活かしていこうと思っています。

早逝させてしまったことは私たち親娘にとって、少なからずキズになりました。
それでも私は、あの子はまだまだ旅の途中なんだと思っています。
もうこの家に帰って来ることはないかもしれないけれど「ああ、今頃はどこでどうしているかしら?」と思いを馳せてやりたいなと思っているんです。


今はただあの子に、心からの感謝を捧げたいです。


何をしても怒らなかったねここ丸、優しい性格だったのね。

合掌