昨日は群馬県の昭和村でスマイルアドベンチャーに参加してきました。
スマイルアドベンチャーは、プロジェクトアドベンチャーと内容は一緒で、尊敬するチーちゃん さんがてっぺんさんと共同出資で施設を作り、スマイルアドベンチャーという名前で運営しています。
野外体験型研修プログラムで,、私は今までに2回参加したことがあり、今回は会社の仲間と初めての参加でとても楽しみにしておりました。
HS主任(メタボン)とT君(タッキー)と自分の3人で行ったのですが、メタボンは高所恐怖症でモチベーションが行く前からとても低かったです。
9時に会社を出発して、群馬県の昭和村に向かったのですが、関越道路の途中で藤岡を通ったので、いとう眼科さんの近くだと思いました!
なんだか頑張るパワーをもらって、到着したのが12時半ごろ。
空気が奇麗で、現実と離れ、心が安らいでいくような感覚がありました。
まずチーちゃんさんから、スマイルアドベンチャー(SA)の説明がありました。
SAはチーム作りに最適で、チームの可能性、メンバーの可能性を引き出し、チームの力を最大限に活かせるようにできるのが、このプログラムの特徴だという説明がありました。
「可能性を引き出す」の言葉は、まだこの時の自分ではピンと来ていませんでした。
「可能性を引き出す」ってどういうことなんだろう…。
今回参加したチームのメンバーは、私(てっちゃん)、メタボン、タッキー、アニキ、クロちゃん、ポカゾウ、ゾマホン、チョーちゃん、ヤギさん、とうちゃん、まささんで、今回初めてお会いした方も沢山いました。
この初めてあったメンバーが、SAプログラムを通して自然と強いチームになっていったんです。
ファシリテーターはしおさん 。
準備体操とアイスブレイク活動をしていく中で、まずはニックネームで呼び合えたり、距離が自然と徐々に近づいていきます。
お腹を抱えて苦しくなるほどに笑って、盛り上がっていきました。
その後にいくつか、与えられた課題を、チームで協力し工夫して解決していきました。
まだ困難な課題ではなかったのですが、失敗をしながら解決していく中で、いくつかの気付きが出てきました。
まず、仲間との話し合いが必要だということ。
最初は、まだチームが出来上がってなかったので、話し合いと言っても、遠慮したり意見も同じ人からしか出ませんでした。
でも課題を解決する中では、色んな人の意見やアイディアが必要で、一人だけのアイディアや、少ない意見の中でやっていくとなかなか解決できないんです。
自分でも思いつかないようなアイディアを他の人が、ポッと言ったりして、あっそれ良さそうだね。それやってみようって言ってチャンレンジして解決に一気に近づいたり。
また、みんな活躍できるものが必ずあるということ。
クリアする課題によって、色々な人がヒーローになって行きました。
体重の軽い人、バランスの良い人、力の強い人、背の大きい人、手の長い人、アイディアマン、明るい雰囲気にさせてくれる人、影で支えてくれる人。
みんなそれぞれ良いところがあって見えてくるんですね。
ある程度の課題をクリアした中で、自分達のチームが大切にしたいものを決めました。
みんなで話し合い出てきたのは
「ウェルカム」…意見を出しやすい、意見を受け止める姿勢、気持ちを持とう。
「声をかける」…明るいく、前向きな気持ちを声を出して作ろう。
「諦めない」…失敗しても諦めないで、挑戦し続けよう。
でした。
この「ウェルカム」「声をかける」「諦めない」という、3つのチームの大切にしたいキーワードが、チームを更に成長させていきます。
そして、すべての課題を力を合わせてクリアしてきた自分達のチームは、なんだかチーム力がすごい付いて、課題に対しては自信があるように感じました。
この日の最後に「モホーク ウォーク」という課題にチャレンジしました。
膝上の高さ位に張られたワイヤーの上をみんなで渡っていきます。
ひとりでも地面に落ちたら、その時点でそのステージの最初から全員やり直しです。
始める前に作戦会議。
ウェルカムの姿勢で、意見を聞くことから始まりました。
SAの基本姿勢は「チャレンジバイチョイス」。
挑戦への選択が常に保証されています。
チャレンジするかしないかは、自分で決め、自分で目標を立てます。
何分で課題をクリアするかということをみんなで決め、「11人全員が渡ってクリア」という目標設定を立てました。
そこには全員の納得がありました。
そして円陣を組んで「頑張るぞオー!」と言って第一ステージから挑戦していきました。
第一ステージの右端から進んでいきます。
第1ステージは、横に3人ならべば届く距離でもあるし、ワイヤー自体も短いので、先頭の人が木の所までたどり着き、向こう側からも支えをもらって、一度も失敗することなく、すぐに渡り終えることができました。
あっという間にクリアでき、みんなで拍手。
第2ステージは距離が少し伸びて、3.5人が両手を伸ばしてやっと届く距離です。
ワイヤーが長くなったので揺れの幅も広くなり、同じ要領でいきましたが、今度は何回か失敗しました。
手の長い人から渡ったり、体の大きい人から渡る順番を変えたり…。
先頭の人も渡るのに大変でした。
先頭の人が渡っても、最後の人が後ろに支えがないので、かなり不安定になります。
そこで、作戦会議でまた色々な意見を出し合い、順番を変え、なんとか先頭のポカゾウさんが、向こうまで渡りました。
ポカゾウさんは体重が凄く軽く、ロープが揺れないのとバランス感覚が良くここでは大活躍です!
そこからみんなで支えあいながらドンドン渡っていったのですが、残された人は段々プレッシャーになっていきます。
そこで最後に渡ることになったのが、会社の仲間のタッキーでした。
タッキーがもし落ちたら、また最初から。
難しいチャレンジでもあるし、最後というプレッシャーもあります。
そこでみんなからかけられたのが、「失敗しても大丈夫!」「焦るな!」「頑張れ!」という声。
それに応えてタッキーは無事渡りきりました!
良くやった!みんなから賞賛の嵐。
その時、タッキーはヒーローになり、表情は凄く輝いていました。
そしてみんなで拍手!
この調子で第3ステージも行けそうな気がしましたが、第3ステージは距離が一気に伸びてます。
5人両手を伸ばしてやっと届く距離です。
なんとこの第3ステージをクリアしたチームは、この施設が出来てから、1チームもないそうです!
円陣になって声をかけて、バランス感覚の良い人から渡ります。
そして身長順にしたり色々なことを試しますが、ことごとく失敗。
でも円陣になって声をかけあって、すぐに挑戦するみんなの姿がありました。
誰もあきらめようとする人がいません。
でも、意見を出し合いチャレンジしては失敗、チャレンジしては失敗し一人も向こう側へ着くことができません。
日が落ちてきて、ファシリテータのしおさんから、時間にもなったので、あと3回だけのチャレンジになるとの声がかかりました。
そして、「目標を変更しても大丈夫ですよ。一人でも向こうへ渡すという目標に変えても大丈夫です」という声がかかりました。
みんなで話し合い、目標は変えないことに。
最後の3回は、かなりみんなの気持ちがひとつになりました。
でも1回目失敗、2回目も失敗。
また円陣になって話し合い、「最後はとにかく、一人でも絶対に向こうに渡そう!」と目標を変更しました。
そして今までで一番大きな声で、頑張るぞ!オー!と声を掛け合いました!
最後はガラッとやり方を変えてやろうということになり、絶対に渡すという気持ちでみんないっぱいでした。
自分の順番は2番目でしたが、何回もフラフラして落ちそうになりましたが、みんなの声でなんとか踏ん張り、もう体力も限界というところで、先頭のポカゾウさんが初めて向こう側に着いたのでした!
そして次々と向こう側へ渡り7人まで渡ったところで落ちてしまいましたが、目標を達成したことで凄くうれしく、みんなで拍手と握手をして喜びあいました。
みんなですぐにそこに座って、振り返りをしました。
何で最後の最後に出来たんだろう?
本当に不思議だよねって声がありました。
最後の最後で本当に気持ちがひとつになったということ。
あきらめなかったということ。
みんなに支えてもらい、お互い支えあったということ。
凄く、安心感がありました。
最後の一番難しい課題でよりチームが強くなった瞬間でした。
自分がその日感じたことは
①このような困難な課題がチームを強くするんだということ。
②大きな目標の下に、小さな目標を立てて、小さな達成感を積み上げながらチームを強くして、ドンドン大きな目標に向かっていくことの大切さ。
③そして、目標を明確にして、みんなで共有し、意見を出し合い、心をひとつにした時に課題が達成できるんだということ。
④意見を出し合うこと。また出し合えるようなウェルカムの姿勢のある環境を作ること。
⑤みんなそれぞれ良い所があり、それを引き出してあげるということ。自分が普段タッキーに失敗してもいいからと言えてただろうか?
そして、このプログラムは参加していて、本当にみんな笑顔が多く、凄く楽しいです。
そして、その日初めてあった人達、そして一人一人個性や考え方が違う人達が集まり、それがバラバラにならずに、一人一人の良さを発揮して、心をひとつにした凄いチームになり、そしてその強いチームが数々の課題を解決してきたというのは紛れもない事実でした。
ここで、最初の「可能性を引き出すって…」の質問の答えが自分の中で見えてきました。
会社でも、一緒なんですね。
一人一人考え方は違うけど、どうやってそれをまとめて、理念追求や日本一の会社作り、チーム作りを行なっていくのか?
一人一人は違うけど、その人の良い部分を引き出してあげて、目標を明確にしたり、意見を出せるようにしたり、小さな達成感を積み重ねたり、声をかけて気持ちを一つにしたり…。
その結果できたチームは、課題をクリアしたり、目標に向かっていく能力は格段に上で可能性を沢山秘めていると感じました。
夜は焼肉を食べ、そしてキャンプファイヤーを囲み、満天の星空の下で夢を語り合い、お風呂に一緒に入って寝ました。
凄く貴重な体験で、これは聞いても伝わるものではないし、自分が体験して気づくものでもあり、またそれぞれ気付くものも違います。
でもチームを作るのには凄く良いプログラムだとオススメできます。
是非、チーム作りに興味のある方があれば、まずは体験してみることをオススメします!
もし興味がある方はチーちゃんさん のブログにメッセージを送るか株式会社DSモチベーション さんに問い合わせると教えてくれるはずです。
同様のプログラムは結構高いのですが、チーちゃんさん は日本でたぶんん一番安価でやっていると言ってました。
DSモチベーションさん ←クリック
●感動したこと
夜のバーベキューでHS主任の夢が、「てっちゃんが頑張ってる姿を見て、自分も本当に最高の会社にしたいし、それが夢だ。」と言ってくれたことは涙が出るほと嬉しかったです。
タッキーがヒーローになった瞬間凄くうれしかったです!
最後の課題を最後の最後でクリアした瞬間、物凄く嬉しかったです!気持ちがひとつになったのを感じました。
群馬の自然に感動です。澄んだ空気と、遠くに見える山々、そして夜の星空は凄かったです!!
●感謝したこと
群馬に行けたのは、仲間のみんなが会社で頑張ってくれたからです。みんなありがとう。
体験会を開いてくれたチーちゃんさんに感謝です。ありがとうございます。
ファシリテーターのしおさんに感謝です。おかげ様でとても楽しく、沢山学ぶことができました。ありがとうございました。
一緒のチームで活動したアニキ、ヤギさん、メタボン、タッキー、クロちゃん、ゾマホン、ポカゾウ、チョーちゃん、まささん、出会いに感謝。また沢山の学びと素晴らしい体験をすることができました。
ありがとうございました。
●頑張ったこと
スマイルアドベンチャーに仲間を連れてきて一緒に体験したこと。
車の運転は安全運転でした。
プログラムに参加し、自分も積極的に手を上げるようにしました。
プログラムを本当に楽しみながら、沢山の学びを得たこと。
●チャーンス
仲間のチーム力が上がり、また上げ方を学ぶチャーンスでした。