附属に息子3人を

通わせているママさんの

教育ですごいなあと

感心したエピソードがあります

このママさんは

私の大学の同級生なのですが

私の息子とママさんの

2人目の息子さんが

同じスイミングスクールに

通っていてその更衣室でのこと

息子が幼稚園年少で

ママさんの息子さんは

当時三歳くらいだったと思います


プールから出てきた

息子の背中を私が拭いていると

ふと隣にいるママさんを見ると

ママさんは一切手伝わず

子供が自分で全部拭いています

小さい子供なので

背中が上手に拭けずにビショビショ

でも手伝わない

拭いてあげないの?と

思わず声をかけたら

自分でさせたいからと返事

当時は背中くらい

拭いてあげればいいのにと

思っていましたが

間違っていたのは私

子供にできることは

子供にさせることが

大切なんだと後で気づきました


自分で考えて自ら行うこと

それが大切です

その中には生活習慣も

含まれます

まずはこれが

自分できちんとできること


食べ物の好き嫌いをなくしたり

食後はきちんと歯磨きをしたり

睡眠時間を確保したり

起こされる前に

自分で朝起きたり

靴を揃えたり

食べたものを片付けたり

机や部屋の整理整頓をしたり

次の日の準備をしたり、、、

親任せにせず

自分できちんと

生活習慣を身につけることは

勉強をする前段階として

非常に大切です

まずはコレが

きちんとできること

するとスムーズに学習に

入っていきやすくなります


次に時間の管理です

決められた時間通りに

行動できること

つねに時計をみる習慣をつける

「早くしなさい」というよりも

何時までに何をするのか

具体的な時間を言って

時間の間隔を身につけさせる

時間を管理する習慣を

身につけることは

受験で時間内に終わらせる

その感覚の訓練になります


次に未来予測をする

習慣を身につけること

これをしたらどうなるのか

先に起こることを

現状から予測する

生きていく上で

この未来予測をする習慣は

危険を回避したり

目的をもって物事に

計画的に取り組むためにも必要です


生活習慣を身につけて

健康な体をつくり

時間と目的をもって

勉強に取り組む

そしてそれらをルーティン化して

当たり前にする


勉強については

計算式をとばしたり

文字が雑であることは

きちんと矯正して

直さないといけませんが

あとはできるだけ

やり方には口出ししない

ヒントのみにとどめる

ただ週の課題は

きちんとその週内で終わらせる

本当に困った時は

親のサポートが必要ですが

できるだけ

子供自身が

創意工夫をこらすこと

それが大切なのでは

ないかと思います


親は横から

そうじゃないああじゃないと

口出ししたくなるかもしれませんが

教えない

ただじっと我慢して見守ること

それが大切です

子供自身に気づかせる

親はヒヤヒヤハラハラすると思います

でもいくら言ったところで

やる気のない子供に

何を言っても無駄です

子供自身が

本当に切羽詰まらない限り

いつまでも

変わろうとはしない

その為には

トライアンドエラーを

繰り返していくしかありません

親に教えられて

自分で考えないやり方では

できるようにはなりません

まずは子供にやらせることが

いちばんです


育児は螺旋階段のようなものです

いつまでも同じところを

グルグル回っているようでも

実は少しずつ上に登っています

焦ってはいけません

子供自身がこれから

どうするのかを

待つ時間もまた必要なのです


あとは子供が

できないところを

親がサポートしたらいいと

思います

中学受験はやることがいっぱい

学校と塾を往復するだけでも

毎日クタクタです

でもできるだけ

子供が自分でやる

忘れ物が多いなら

どうすればいいのかを

一緒に考える

でもやり方は教えない

間違っていたとしても言わない

でもヒントは与える

子供が自分で気づくこと

それが大切です


よかれと思ってする

親の手助けが

子供の成長の邪魔をする、、、

怖いですね

たとえ親の

思い通りにいかなくても

それは子供自身の人生

子供を手放す潔さが必要です


まあでも

かなり寂しいんですけどね

お世話できるのも

今のうちだけです

そのうち勝手になんでも

やってしまいます

子供を見守る親

それが理想です

つい口や手が出そうになり

ムズムズしてしまいます

でも我慢我慢

環境を整えたらあとは

子供がやる気になるまで待つ

その忍耐が大切です

そうやって待つと

やり始める時期が

必ずやってきます

親の思惑とは違う方向に

行くかもしれませんが

子供が自分で決めたこと

結局それが

ベストなのかもしれません


つづく


※過去ブログに

我が家の子供たちの受験体験記を

載せています。

徳島県での学校選びや塾選び

県外受験など

よろしければ参考になさって下さい。