息子の塾の日能研では
テスト結果によって
席順が決まっていました
国語と算数の合計点が
高いほど前の席です
競争意識を高める目的で
そうしているのかもしれません
これがまた厄介で
社会や理科の選択時には
クラス移動があり
席も自由になります
息子がそのまま移動せず
前の席に座っていると
その席に座りたい
強い子供に
どけ!と強く言われて
すごく嫌だったけど
譲ったと話してくれました
当時は塾に
息子と同じ学校の子や
親しい友達もおらず
肩身の狭い思いをしていたので
ささいなことから
塾が嫌になってしまわないように
この時は先生に
点数にかかわわらず常に
後ろの固定席にしてもらおうと
考えていました
席なんてどうでもいい、、と
でもこれって
モチベーションを保つのに
有効なんですよね
自分の立ち位置を
確認するための席順、、、
息子もそういったことから
席にこだわっていました
順位の優劣が基準になると
とたんに勉強が
つまらないものになります
上にいくために頑張ることは
よいのですが
上にいけなくなったとたん
一気にモチベーションが
下がってしまいます
そして何よりいけないのは
相手を見下してしまうこと
他人と比較して
自分の価値を高めようと
してしまうようになることです
そうじゃない
そうじゃない
順位や点数は確かに大切だけど
そうじゃないんだよ!
と声を大にして言いたい、、、
まずは学習
弱点を克服して
ミスをなくしていくこと
そうすれば
順位や点数は後からついてくる
順位や点数にこだわるよりも
自分のミスにこだわれ!
と言いたい、、、
合格ラインにこだわれ!
と言いたい、、、
日々成長を
感じることができること
昨日の自分を超えること
それが大切です
点数や順位で息子の価値を
おしはかったあの時の
浅はかな自分にそう言いたい、、、
やりたいことを見つけること
夢中になれるものを探すこと
そしてそれが将来の仕事に
つながっていくこと
そのための勉強であり
学校であり、、、
それを子供自身が
見つけること
それが大切なんだなぁ、、
と最近つくづく思います
学年が上がるほど
明らかな能力差を
目の当たりにして驚愕します
頑張ってもどうしても
届かないのに
隣の生徒が楽々と超えていくと
すべてが嫌になってしまいます
そんな時は
その子と競わなくていいんだよ
一番にならなくていいんだよ
、、、と言いたい
ただいいところは盗む
真似できるところは真似する
生まれ持った能力差は
努力ではどうしようもないのです
天才にはかなわない
でも自分ができる
せいっぱいで頑張ってみる
そうして
自分の居場所や道を
自分のチカラで見つけ出す
それが大切です
点数や順位や偏差値は
立ち位置を確認するための
指標になります
でもこだわりすぎないこと
それに囚われると
道が歪んでしまいます
どこまでいけるかを
子供と一緒に楽しむことが
大切です
順位にこだわるなら
ミスがないようにこだわる
丁寧に速く解くことにこだわる
間違わなければ必ず一番になれます
点数にこだわるなら
一点でも多く取ることにこだわる
僅差で受験の合否が
決まることもあります
そして勝ちにこだわるなら
正々堂々と勝つことにこだわる
合格したら
親子で一緒に
飛び上がるくらいの
喜びを噛み締めあい
もし残念な結果だとしても
悔しくて悔しくて
絶対次は勝ってみせる
と誓って親子で
一緒に心からの涙を流す
そういうふうに
心を震わすせいっぱいの
受験であってほしい
親も子も一緒に
成長することができる
そんな受験を経験してほしい
どんな結果であったとしても
せいっぱい頑張ったのなら
それは必ず人生の糧になります
だから大丈夫
あとは正々堂々
勝負すればいいだけです
受験に囚われ過ぎないこと
合否がすべてではないこと
その後もずっと
人生は続いていくこと
それを頭の片隅においてほしい
六年生はもうすぐ夏休み
ここからはしっかり
引き締めてくださいね
もうゲームや遊ぶ時間は
ありませんよ
でも時々短い時間で
息抜きはしてくださいね
大学受験と違うのは
精神的にも体力的にも
まだまだ子供だということです
ただ追い込めばいい
といわけでもなく、、
ほっとけばいい
わけではもちろんなく、、、
その加減が難しい年頃です
ここでやり方を間違うと
この先の思春期を
うまく乗り越えられません
上手に子供を見守ってくださいね
意外とここからが長いです
親も適度に息抜きしつつ
六年後半を乗り切ってください
いよいよ後半、、、
ワクワクしますね!
つづく
※過去ブログに
我が家の子供たちの受験体験記を
載せています。
徳島での中学受験の学校選びや塾選び
県外受験など
よろしければ参考になさってください。