知り合いのお子さんが
来年中学受験をするので
色々尋ねられる
ことが最近多いです
初めての中学受験は
やはり親御さんのほうも
情報も少なく不安も大きい反面
チカラも入っていますしね
さてそのお子さんは
県外にいて関西圏なので
いわゆる都会のお受験です
三人兄弟の
一番上のお子さんなので
下の兄弟のことも考えて
城ノ内のような
中等教育学校を勧めました
都会の中等教育学校です
城ノ内と進学実績が
明らかに違います
私立名門校に引けを取りません
学費も安いし環境も
申し分ない
偏差値も高く狭き門です
もしダメだったら高校入試も
ある学校なので
リベンジもできます
私立は公立に比べて
学費が高いし
塾代も考えると
大学への資金に貯蓄を
まわしたほうがいいよー
下にも兄弟がいるしね!
(息子の学費に驚愕して
最近はこういう考えです)
しかし私立はやはり
捨てがたい様子です
オシャレで
ブランドも好きなママさん
人目を気にするタイプです
子供も頑張り屋で
塾でもトップクラスですが
子供三人を私立に入れるのは
ちょっと、、な世帯です
とりあえずオープンスクールに
行ってみては?
そしてまずは中等教育学校の
オープンスクールに行きました
子供共に気に入った様子
秋には私立難関校の
オープンスクールがあるので
そちらも勧めておきました
なので目指すは
私立難関校そして
中等教育学校です
どちらも狭き門です
やはり優秀なお子さんですし
私立難関校はぜひチャレンジ
してほしい
親御さんも期待しています
ただ私立はお金がかかります
あとの兄弟がもし
私立に行きたいと言ったら
行かせてあげたいですしね
お金がかかるのを
理解した上での
私立選択なら仕方ない、、
と思っていました
すると最近別の私立の
オープンスクールに
行ったようで、、、
かなり気に入った様子です
聞けばあまり
耳にしたことがない学校、、、
偏差値は第一志望より
はるかに低い学校ですが
奨学生制度があり
成績優秀者は
学費や入学金が無料だとか、、、
とても綺麗な建物の
ミッション系の学校で
学校の雰囲気も内容も
よかったとのことでした
???
なぜわざわざ偏差値の低い
学校に行かなくては
いけないんだ???
一番に浮かんだ疑問です
私立は確かに
お金がかかるって言ったけど
お金が安いからって
無理にレベルを落とした
私立を狙わなくても、、、
これが正直な感想でした
ああ
このママさんは
子供に綺麗な学校で
学ばせたいんだなぁ、、、
私立中高一貫校は
建物も内容もキラキラしています
公立はそれと比べると
確かに見劣りしてしまいます
私もそうでした
新しくなった愛光学園の校舎に
惹かれたのも事実です
こんなところで
学ばせてあげたい、、、
でも中学受験で
一番大切なのは
同じ学力の生徒たちと
切磋琢磨しながら
勉強することです
そのための環境を整えること
それが一番の目的です
無料の奨学生制度は
金銭面で私立に進学できない
子供にとってありがたい制度です
でもよく考えてみてください
そこは本当に
あなたがいるべき場所でしょうか?
自分と同じ目的をもった
友達をつくることができるでしょうか?
上を目指せるなら
やはり上を目指してほしい
そのための中学受験で
あってほしい、、、
名門はなぜ名門なのか
それは先輩たちが
その場所で進学実績を
築き上げてきたからです
教師や生徒が
その環境を年月をかけて
育ててきたからです
今は学校に頼らずとも
個人にあったシステムが
たくさんできていますが
学校に通うメリットは
やはり
人との出会いだと思っています
綺麗で環境のよい学校で
学ばせたい、、、
それも親の願いです
けれど子供の偏差値に
見合っていないなら
あまり行く意味がないように
思います
新しい学校はたくさんできています
まるごと学校まかせで
塾みたいなカリキュラムの
進学校もたくさんできています
それでも大多数の子供は
名門校を目指します
そこにはやはりそれなりの
人材が集まってくるからです
人が学校を作っているのです
目標をもった人間は
勝手に発動していきます
その環境に身を置くこと
やりたいことを見つけること
そしてそれを実現すること
そのための
勉強であったり受験であったり
学校であること
学歴は自由を手に入れる
道具のひとつです
それがあると選択肢が広がります
その過程での学校選びです
中学受験の学校選びで
迷った時
まずは自分に合った偏差値で決める
チャレンジ校
適正校
前受け安全校
偏差値から絞り出し
ここを押さえたい
パンフレットを取り寄せたり
学校見学をしたり
実際目で耳で親子で確認する
そして最後は
親のフィルターを外して
子供が心から行きたいと思う
学校をその中から選ぶ
そして入ったら
学校まかせにせず
そこで自分に何ができるか
考えて頑張ってみる
これでよかったんだと
親も子も
最後は納得できる受験であること
結果はどうであれ
そう思える受験であること
そうやってまだ残る
中学受験の傷を感じながら
あの頃の日々を
懐かしく思い出しています
最後はおさまるべきところに
おさまっている気がします
環境が人を作る
そしてまた
人によって環境が作られる
最後は自分次第
心からそうなりたいと思えたとき
自分次第で
環境は変えることができる
中学受験は
自分のチカラで
自分にあった環境を
手に入れることができる
その第一歩です
恵まれていることを
子供に実感してほしいものですねぇ、、
つづく
※過去ブログに
我が家の子供たちの受験体験記を
載せています。
徳島での中学受験の学校選びや塾選び
県外受験など
よろしければ参考になさってください。