城ノ内の過去問を

かじり始めた六年のはじめ、、

息子に城ノ内の

適性検査文系の記述を

はじめてやらせてみた時です


たしか花子さん(主人公)の

これからのクラスの役割?

を記述しなさい

のような問題でした

この場合

花子さんを自分に置き換えて

考えを記述するパターンでした

すると息子は、、、


オレは花子じゃないから

わからない!


と一言、、、

あきれてこれは花子さんを

自分に置き換えて記述するんだよ

と教えてもやはり、、


オレは花子じゃない!!


もうどうすればいいのやら、、

この子、、あかんわぁ、、、

と頭を抱えていたら

9月過ぎて塾で特訓授業が

始まると徐々に置き換えを

理解したのか

12月には城ノ内の記述も

できるようになっていました

本当に塾さまさま、、です


男の子は国語が苦手です

論説文はまだましですが

物語文になると

主人公の細かい心の動きが

理解できないようです

その点

女子は物語文が得意です

女子特有の腹黒さ、、

いえ処世術が

見え隠れします、、


つくづく

中学受験入試勉強は訓練です

文章を各パートに分けて

仕分けして

パターン化する作業です

国語の入試問題はけして

感性で解くものではなく

自分で分析して

キーワードを見つけて

それを組み合わせるのです


普段から読書している子供は

文章に慣れているので

ある程度は

勘の良さだけで解けることも

ありますが

やはり文脈を読み取るチカラは

実際の問題を解いて

訓練していくしかありません


問題で問われたことを

きちんと理解していれば

記述だろうが

選択肢だろうが

できるようになります

特に記述は

キーワードを文章に

並び替えて組み直すので

読解力があればできます

あとは記述のルールに

従って文章を組み直します

どんなことですか?

と聞かれたら

何々のこと

というふうに記入します

試験は時間制限があるので

正確に速く読むことが

求められます


音読してスピードを

確認して

そのあとは黙読して

実際に問題を解いてみる

必ずすべての問題は

時間をはかります

そして徐々に

スピードを

あげていくようにします

すべての科目

やり方は共通です


何を聞かれているのか

算数も国語も理科も社会も

考えながら問題を読むことが

必要です

すべては読解力

国語のチカラが必要になります

そして苦手なものほど

訓練すれば

ある程度補えます

理科や社会の

図表から読み解く問題も

苦手な子供が多いと思いますが

訓練すれば慣れてきます


いよいよ11月です

あとはどれだけ

質の良い問題を

量こなせるかが勝負です


城ノ内などの面接には

時事問題も

知っておく必要があります

環境問題などは

自分の考えを答えるように

しておきたいです

ニュースや新聞などは

たとえ受験期でも

むしろ受験期だからこそ

毎日目にするようにして

自分の考えを答えられるように

しておきたいですね


あてられてから

えーっと、、と考えるのではなく

考えや答えを先に

頭の中でシュミレートしてから

余計な間をあけずに

答えたいものです

そのためにも

面接で聞かれるかもしれない

いくつかの事柄を

塾や家庭でふだんから

まとめておくとよいですね

ちなみに城之内は

そんなに難しいことは

聞かれないので

ある程度質問内容が

しぼれると思うので

常識的なことは答えられるように

しておきたいですね

娘は面接の時に

学校のパンフレットを

ギリギリまで眺めていたそうです

リーディングハイスクールについて

答えられるようにしていたけど

全然聞かれなかったと

残念そうに言っていました


城ノ内は

同じ質問を順番に

答えていくので

先の人とはできれば

返答が重ならないほうが

よいのですが

うまくまとめられないときは

むしろ先の人の返答を

重ねるのもテクニックですね

面接は生徒の様子を

知るのが目的なので

特にうまく答えられなくても

気にしなくて大丈夫です

試験はやはり筆記が重要です


文理は個人面接になるので

より具体的な面接対策が

必要になると思いますが

城ノ内同様に

面接は生徒を観察するのが

目的なので

真摯に受け答えさえできれば

よいと思います


自分の考えを

きちんと相手に

伝えることができる


これからはそういった

コミュニケーション能力が

ますます必要に

なってくるかもしれませんね


つづく