「カルビ」って何なんだ? |  ハリのイブキ

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  鍼灸師で整体師のフジワラ イブキの情報を

  その患者で専属デザイナーの綿谷 羊太郎が

  作ったデザインとともに

  アップしていこうという話になって・・・

 

 

 

 

フジワライブキ先生に施術してもらいながらインタビュー

その259

 

「カルビ」って何なんだ?

 

 

 

 

綿谷 えーと、またまた、前回の話の続きですが・・・しかし、変な話ですよねー、「カルビはどこの部位の肉でもいい」って・・・あのー、調べてみると、韓国では「カルビ」というものは「骨つきカルビ」のことらしいです。

 

 

藤原 ほう・・・。

 

 

綿谷 で、「カルビ」という言葉は「あばら骨」という意味らしいです。それが日本に来て「骨が付いていると食べにくい」ということで、骨を外して焼肉屋さんが提供するようになって・・・それから、なんだかよくわからない、曖昧な定義のお肉になってしまったみたいで・・・。

 

 

藤原 へえ・・・。

 

 

綿谷 なので、本来の韓国的に正しい意味では「あばら骨の周辺の肉」が「カルビ肉」だと思われます。

 

 

藤原 ふーん・・・。あのー・・・「リブロース」ってお肉があるじゃないですか。

 

 

綿谷 はいはい。「リブロース」って部位もありますね。

 

 

藤原 それから「リブコルセット」っていうのがあるんです。肋骨が折れた人のためのコルセットなんですけど・・・。

 

 

綿谷 へー・・・。

 

 

藤原 なので、「リブ」は肋骨のことだと思います。

 

 

綿谷 へー、そうなのですか・・・えーと、「リブ」が「肋骨」で・・・ちなみに「肋骨」って「あばら骨」のことですか?

 

 

藤原 そうですね。「肋骨」は「あばら骨」です。

 

 

綿谷 なるほど・・・ということは「リブ」=「肋骨」=「あばら骨」ってことですね。で、藤原先生の説だと「リブロースがカルビ肉ではないのか?」ということですかね。

 

 

藤原 そうじゃないかと思ったんですけど・・・。

 

 

綿谷 ちなみに「リブロース」の「リブ」は「肋骨」で・・・「ロース」って何でしょうね?

 

 

藤原 「ロース」は・・・「ロース」です。 

 

 

綿谷 ふふふ。お肉に関して素人の2人が話しても、ぜんぜん、わかりませんね・・・。

 

 

綿谷注:「ロース」とは食肉の肩から腰にかけての背肉の部分だそうです!

 

 

綿谷 あのー・・・「バラ肉」って、もしかして「あばら骨の間の肉」ってことですかね? 「あばら骨肉」が「バラ肉」と言うようになったとか・・・。

 

 

藤原 あー、そうかもしれないですねー。

 

 

綿谷 あ、そうそう、それでですね・・・この「カルビはどこの部位の肉でもいい」って話を藤原先生の後輩くんから聞きまして「食べてみよう!」と思って、僕、買って帰ったのですよ、スーパーでカルビ肉を・・・。

 

 

藤原 はいはい。普通に売っているカルビ肉ですね。

 

 

綿谷 そうですそうです。で、それを奥さんに「味を付けないで、焼くだけで」とお願いして、調理してもらって食べましたら・・・。

 

 

藤原 どうでした?

 

 

綿谷 バラ肉の味でした。

 

 

藤原 バラ肉? 牛のバラ肉?

 

 

綿谷 いや、豚でした。豚のバラ肉。

 

 

藤原 うーん、なんだか「カルビ」っていうと、牛のイメージがありますね・・・。豚でも「カルビ」って言うのかなぁ・・・。

 

 

綿谷 2人には、わからないことだらけですね・・・。

 

 

藤原 あのー・・・豚バラは、脂肪と筋肉が層で分かれている感じのお肉ですよね。

 

 

綿谷 うんうん、そうです。焼き鳥屋さんで食べる「豚バラ串」と同じでした。普通のバラ肉。

 

 

藤原 ということは「豚バラ」も「カルビ」ってことですか?

 

 

綿谷 僕が食べた「カルビ」は、そうでした。「カルビ」という名前で売っていましたし・・・なのでやっぱり、日本では「カルビ」は「バラ肉」でも「ロース肉」でも、「カルビ」でいいのだと思います。肉ならなんでもかんでも「カルビ」です!

 

 

藤原 ということは、腸腰筋の「ヒレ肉」も、横隔膜の「ハラミ」も、「カルビ」って言っていいってことですか?

 

 

綿谷 そういうことになりますけど・・・「ハラミもカルビです」ってなると、何だか意味がわからないですよね・・・「カルビって何なんだ?」って話になりますよね・・・。あ、もしかして「カルビ」って味付けのことなのじゃないですか?

 

 

藤原 え、味付けですか? つまり「カルビ」という調理の仕方というか、料理名ってことですか? 

 

 

綿谷 そうですそうです。「カルビ味の肉」を「カルビ」と言うみたいな・・・。

 

 

藤原 「カルビ味」って何ですか? ・・・ということは全く味がついてない「カルビ」は、スーパーでは「カルビ」って品名には書いているけど、本当は「カルビじゃない」ってことですか?

 

 

綿谷 そういうことですね・・・。僕の説ですが・・・。

 

 

藤原 ややこしいなぁ、この話・・・。

 

 

綿谷 ははははは!

 

 

藤原 うーん、なんだか納得がいかない・・・はい、お疲れ様でしたー・・・。

 

 

綿谷 ありがとうございましたー・・・。

 

 

藤原 綿谷さんもこの「カルビ問題」の正確な答えを知らないんですよね? 

 

 

綿谷 知らないです・・・。

 

 

藤原 そして、2人とも肉の専門的な知識がないのにしゃべっているので・・・ムダで不毛なトークですよね・・・。

 

 

綿谷 ははははは! いやいや、僕は楽しかったですよ。カルビの謎の核心にだいぶ迫れた感じがします!

 

 

藤原 そうですかねぇ・・・謎が深まった感じがしますけど・・・このトーク、綿谷さんとじゃなくて、実家が焼肉屋の後輩くんとしたいなぁ・・・。

 

 

綿谷 あ! それいいじゃないですか!!  じゃあ、後輩くんを揉んであげてください! マッサージしてあげてください! ついに、できたじゃないですか、縁が ! カルビが取り持った縁!!

 

 

藤原 いや・・・この話は、ラインのやりとりだけで済ませます・・・。

 

 

 

つづく・・・