ほうろく灸を体験してきました
一般的にほうろく灸というと、土用の丑の日に行う
日蓮宗の修法行事で暑気封じと思っていましたが、
今回体験させていただいた滋賀県大津市の岩間山正法寺 では、
空海の持ち帰ったとされる灸法をぼけ封じの灸として
毎年5月と10月に行っています。
ほうろく(焙烙:豆、銀杏などを炒るのに用いる素焼きの土鍋)
の上に艾(もぐさ)をのせ、火をつけたら頭の上にのせます。
我慢できる範囲で熱さに耐え、ほうろくを支えている手と腕が
もちろんクーラーもない座敷で行うので、頭が熱くなってくると
汗も流れてきます。
終わってみると、あら不思議
頭はスッキリ、暑さもマシになり境内を吹き抜ける風がとても
気持ちいい!!
今、節電の夏ですが。。。
外は暑く汗をかき、そのままの状態で職場や電車の中で
クーラーの風に首元が当り、そこだけ冷えているという人も
良いのは、かいた汗をしっかりと拭く!!
そして、冷気防止のストールを巻く!!
でも冷えてしまったら・・・
首の付け根の一番出っ張っている骨をホットタオルで温めると
体も心もホッとしますよ
お試しあ~れ