子供が生まれて大きくなるにつれ、なかなか映画をじっくり観る時間が取れず、最近離れがちでしたが、先週久々に映画を観ました。
観た映画は「ドラゴンタトゥーの女」です。
まぁ、映画自体はだいぶ前の作品ですね...
わたくし、デビッドフィンチャー監督作品が好きで、これまでのものもほぼ観ています。
もっとも有名なのはブラピ主演の「セブン」でしょうか。
個人的には「パニックルーム」は秀逸だったなと。

ドラゴンタトゥーの女の特徴はというと、独特の緊張感ではないかと思います。観客が何に緊張しているのか分からない緊張ですかね。

その存在の見えない緊張感を作り出しているものとして、犯人像をギリギリまで見せないことがあげられると思います。
ヒッチコックの「サイコ」なんかも犯人像をギリギリまで明かさない、誰が犯人かというサスペンスの見せ方が素晴らしいのですが、今回のドラゴンタトゥーの女もサスペンスの方法が秀逸でした。

実際に追っている事件の犯人像は全く見えないまま、別の事件の犯人が徐々に見えてきて...文にしてみると安易な内容に見えますが、主人公たちの冷静さと事件そのものの凶悪さが相反していて、その中間にいる観客はなんとも言えない汗をかくといった...これもよく分からないですね。。。

何はともあれ、デビッドフィンチャーの独特な乾きが存分に味わえるこの作品は、お勧めです。