こんにちは!のこまるです。

 

今回は「クラッシュ・バンディクーレーシング ブッとびニトロ!」の全8グランプリを紹介&振り返っていこうと思います。

 

  「グランプリ」とは?

2019年7月から2020年2月まで8回にわたり開催されていたゲーム内イベントで、月ごとに無料新しいコースやキャラクター、スキン、マシンパーツなどが追加されていました。

 

個人的にはクラッシュレーシングのリメイク、新作が出たということだけでも充分嬉しいのに、更に新キャラやコースが定期的に追加されるというのが発表された時はもうめちゃくちゃテンション上がりましたね~!

 

グランプリ期間中は様々なミッションが用意されていて、それらをクリアしていくことで報酬を手に入れることができる、というシステムでした。

 

また、新しいグランプリが始まる度に「CTRTV」というニュース番組風の映像を観ることができ、後にプレイアブルキャラクターとして参戦したチックとスチューが司会者として登場していました。

 

この二人は2004年発売の「がっちゃんこワールド」に登場していた、スポーツキャスターのニワトリコンビです。

まさかまた会える日が来るとは...。

 

 

ただ残念なことに、現在はこのCTRTVをゲーム内で観ることはできないんですよね。

毎回ちゃんと専用のムービーが作られていたので無かったことみたいになるのは単純に勿体無いですし、一ファンとしては悲しいんですけど...。

 

YouTubeに動画を上げてくださっている方がいるので一応今でも観ることはできますが、普通にゲーム内で後からでも観れるようにしてほしかったです。

 

「爆走!ニトロカート」や「がっちゃんこワールド」などの一部の過去作品では自由にムービーを観ることができたので、尚更「何でブッとびニトロにはその機能追加されなかったんだ...!」と思ってしまうんですよね(´;ω;`)

 

1:ニトロツアー グランプリ 

 

 

 

2019年7月に開催されていた最初のグランプリで、「トワイライト ツアー」というコースが追加されました。

クラッシュ3のエジプト、アラビアステージが融合された世界観になっていて、途中で夜から昼に変わるというユニークな造りのコースです。

 

キャラはタウナ、エイミー、メグミ、エリザベス、イザベラの5人が追加。

タウナはシリーズ1作目でコルテックスに捕まっていたクラッシュの元恋人で、他の4人はオリジナル版レーシングの表彰シーンで登場したレースクイーンです。

 

今はもう慣れましたが、レースクイーンは4人とも性格やデザインが大幅に変更されていて最初は違和感がありました(笑)

 

 

マシンはバンディバギー、ルショー、ロケット、チャンピオンの4台、ホイールはトワイライト系、スキンはバイカー クラッシュ、ファラオ コルテックス、ペインター ディンゴなどの11種が追加。

 

3のバイカー姿のクラッシュが使えるのはファンには嬉しいですよね。

 

バンディバギーはココ、ルショーはパサディーナががっちゃんこワールドで乗っていたマシンです。

 

 

 

2:タイムトラベル グランプリ 

 

 

 

2019年8月に開催されていたグランプリで、原始人姿のニセクラッシュやゲジ眉と出っ歯の恐竜たちが登場する「こだいの あそびば」というコースが追加されました。

がっちゃんこワールドのコース「のってけ! ジュラ・クラシック」にインスパイアを受けて制作されたらしいです。

 

キャラはベイビーT、ベイビークラッシュ、ベイビーココの3人が追加。

ベイビーTはクラッシュ3で乗り物キャラとして登場したティラノサウルスの赤ちゃんで、ベイビークラッシュとベイビーココは今作が初登場の新キャラです。

名前の通り赤ちゃん時代のクラッシュとココですね。

 

 

マシンはマンモス、ノスタルジネーター、プロブロット2000の3台、ホイールはラバロック系、スキンはマッドサイエンティスト リパー・ルー、石器時代 トロピー、原始人 ゼムなどの10種が追加。

 

エヌ・トロピーって3や新4ではそこそこ重要なキャラで、人気も高めの割にはスキンの追加は今回が最後なんですよね...。

 

ノスタルジネーターはココ、プロブロットはコルテックスががっちゃんこワールドで乗っていたマシンです。

 

 

 

3:スパイロとなかまたち グランプリ 

 

 

 

2019年8月から9月まで開催されていた、ゲーム「スパイロ・ザ・ドラゴン」とコラボしたグランプリです。

オリジナル版レーシングではスパイロ2の体験版をプレイすることができました。

 

個人的な話ですが、ブッとびニトロが発売される少し前にPS4のリメイク版を遊んだばかりだったので、スパイロ達の参戦は本当に嬉しかったですね。

 

追加されたコース「スパイロサーキット」は、シリーズ1作目に実際にあるステージをモチーフとした世界観になっていて、ステージに散らばるダイヤやワープゲートなど、様々なスパイロ要素が盛り込まれています。

 

キャラはスパイロ、ハンター、ナスティ・ノークの3人が追加。

ハンターは2作目から登場している弓使いのお調子者チーターで、ナスティは1作目のラスボスです。

スパイロの相棒、トンボの「スパークス」は無敵アイテムとして登場しています。

 

余談ですが、2004年発売の「わくわく友ダチ大作戦!」というクラッシュとスパイロのコラボ作品では2作目のラスボスである「リプトー」がスパイロ側の敵として登場していたので、今作に参戦したのがナスティだったのは意外でしたね。

 

 

マシンはスパイロモービル、ドラゴンフライ、ナスティ・ライドの3台、ホイールはエレメント系、ペイントはダイヤ系、スキンは悪者 ココ、魔法使い コモド・ジョー、小人 ベロなどの8種が追加。

 

ココとクランチの悪者スキンは「Mind over Mutant」という日本未発売の作品が元ネタです。

 

 

 

そして、このグランプリからタイトル画面が変わるようになりました。

 

この仕様も凝っていて好きだったんですが、CTRTVと同じく今ではもう見られないんですよね。

グランプリ終了後でも見られるようにしてほしかった...!

 

 

4:おばけパニック グランプリ 

 

 

 

2019年10月から11月まで開催されていたハロウィン感満載のグランプリで、クラッシュ5の「ワルワルスクール」というステージを意識しているであろうコース、「ニーナのあくむ」が追加されました。

 

キャラはニーナ・コルテックス、二トラス・ブリオ、コモド・モーの3人が追加。

ニーナはクラッシュ5に登場したコルテックスの姪で、ブリオは1作目から登場しているコルテックスの初代参謀、モーはクラッシュ2に登場したボス「コモド兄弟」の弟の方です。

 

ニーナの復活はもちろん、オリジナル版には参戦できなかったブリオとモーが追加されたのはめちゃくちゃ嬉しかったですね。

ようやくコモド兄弟の二人が揃いました。

 

 

マシンはファントム、ノーチラス、スカルライダーの3台、スペクトラル系のホイールとペイント、スキンは魔女 タウナ、モンスター ニセクラッシュ、ライオン プーラなどの10種が追加。

海賊スキンのパプパプは似合いすぎてもはや別キャラですね(笑)

 

ファントムはニーナ、ノーチラスはコルテックス、スカルライダーはクランチががっちゃんこワールドで乗っていたマシンです。

 

 

 

また、このグランプリでは?箱から出てくる青いオバケを捕まえるというミッションがありました。

 

7月のグランプリのアイテムが買えるようになったり、キャラの性能を自由に変更できるようになったのもこの時からです。

 

タイトル画面↓

 

5:ネオンサーカス グランプリ 

 

 

 

2019年11月から12月まで開催されていたグランプリで、「コアラ カーニバル」というコースが追加されました。

 

キャラはコアラコング、パサディーナ・オポッサム、エベニーザー・ボン・クラッチ、キングチキンの4人が追加。

コアラコングは1作目に登場したボスキャラで、パサディーナとボン・クラッチは「がっちゃんこワールド」のキャラです。

そしてキングチキンは頭に王冠を乗せただけのただのニワトリで、おはなしモードのマップにある金の卵を集めると使用可能になります。

 

ブッとびニトロはなぜかチキン推しがすごいんですが、まさかレーサーとして参戦するとは思いませんでした(^^;)

 

あと個人的にがっちゃんこワールドは特に思い入れのある作品なので、あの2人が15年ぶりに再登場したのは本当に嬉しかったですね。もちろんコングの参戦も!

 

 

マシンはニトロバンパー、プレッシャライザー、デアデビルの3台、ネオン系のホイールとペイント、スキンはピエロ コルテックス、サーカス グリン、キャノン ナッシュなどの10種が追加。

 

プレッシャライザーはボン・クラッチががっちゃんこワールドで乗っていたマシンです。

 

 

 

そして、このグランプリでは「リングレース」という新モードも実装されました。

 

コースを走りながらリングをくぐって記録を更新していくというシンプルなものですが、一周するごとにリングが小さくなっていきスピードもどんどん速くなっていくので、難しい分かなり爽快感があって面白いです。

 

 

タイトル画面↓

 

6:ウィンターフェスティバル グランプリ 

 

 

 

2019年12月から2020年1月まで開催されていたグランプリで、お菓子の国が舞台の「ジングル クッキーロード」というコースが追加されました。

クラッシュシリーズでお菓子の国って結構珍しいですよね。

 

キャラはリラ・ルー、ヤヤ・パンダ、ハスティ、チック、スチューの5人が追加。

リラ・ルーは「カーニバル」に登場していた関西弁で喋るキャラで、ヤヤ・パンダはスマホアプリの「ニトロカート3Ⅾ」などに登場していたパンダの女の子、ハスティは今作が初登場のトナカイです。

そして司会のチックとスチューもついにレースに参加!

 

リラ・ルーは意外と人気があるキャラなので再登場を望んでいた方は多かったんですが、今作では昔と違って喋らなくなった上に顔まで変わってしまい「ただのゴリラ」と化していたので若干ネット上が荒れてしまいました(-_-;)

海外では元々喋らないキャラなのでそれは仕方ないにしても、顔が変わったのはなぜだったのか...(最終アップデートで顔が修正されたV2が追加)。

 

 

マシンはニトロそり、キャンディコーン、除雪車の3台、お菓子系のホイールとペイント、スキンはシカ クラッシュ、パジャマ ベイビーココ、冬の番人 スパイロなどの8種が追加。

 

お菓子系のマシンパーツはチョコシロップ、いちごソース、ピスタチオとおいしそうなものばかりです。

妖精スキンのココは何で頭にカップケーキが乗ってるんですかね。

 

 

 

タイトル画面↓

 

7:ガラクタこうや グランプリ 

 

 

 

2020年1月から2020年2月まで開催されていたグランプリで、「メガミックス マニア」というコースが追加されました。

初めて見た時すごいテンション上がったんですが、なんとクラッシュ5のエヌ・ジンの戦闘艇がコースの一部になっています。

 

キャラはメガミックスが追加。

コルテックス、エヌ・ジン、タイニー、ディンゴダイルの4人が合体した姿で、アドバンスからの参戦です。

 

「前回5人だったのにいきなり少なっ!」って感じではありますが、メガミックスの見た目のインパクトがすごくてそこまで気になりませんでしたね。

 

 

マシンはダスティレイダー、デザートダスター、ミサイルの3台、ホイールはタグ系、ペイントはガラクタ系、スキンは初期キャラ8人+ニーナ、メガミックス、チックとスチューの12人にガラクタパンクが追加。

 

そしてこのコースを走っている時とガラクタパンクスキンを使っている時のみ、無敵アイテムが「アポアポ」という仮面になります。

アポアポは今作が初登場ですが、「Crash of the Titans」という日本未発売作品のアクアクとウカウカを合体させたような見た目になっています。

 

 

 

また、光っている?箱を壊すと金の卵が出てくるようになりました。

取るとレース終了後に獲得できるコインの数が多くなります。

 

ちなみに、チックとスチューは前回のグランプリでレースに参加したのでCTRTVには登場しなくなりました。

ちょっと寂しい(T_T)

 

タイトル画面↓

 

8:ガスモキシア グランプリ 

 

 

 

2020年2月から2020年3月まで開催されていた最後のグランプリで、「ハラハラ ドライブスルー」というコースが追加されました。

ラスボス、エヌ・オキサイドの故郷である「ガスモキシア」という惑星が舞台になっていて、最終コースなだけあって激ムズです。

 

もし間違っていたら申し訳ないですが、毒バーガーとミサイルピザという二つのファストフード店がCTRTVのスポンサーを巡って争っている、という感じの設定があります。

 

CTRTVにはオキサイドが登場しました。

 

キャラは爆走!ニトロカートのラスボスベロ皇帝27世が追加。

レーシングとニトロカートの二人のラスボスにスポットが当たっているのは、いかにも最後感があっていいですよね~!

 

 

マシンはベロチョッパー、ボイドマンタ、ギャラクシークルーズの3台、アトミック系のホイールとペイント、スキンは海賊 エリザベス、宇宙飛行士 コアラコング、ブリオクトパスなどの10種が追加。

 

ベロチョッパーはニトロカートでボスキャラ達が乗っていたマシンです。

サイズは小さくなっていますがやっぱりカッコいい。

 

 

 

余談ですがハラハラ ドライブスルーのBGMめっちゃ好きです。

個人的にクラッシュシリーズではトップクラスのカッコよさだと思います。

 

タイトル画面↓

 

 最終アップデート
 

 

 

2020年3月に配信された最後のアップデートでは、研究員ベイビーコルテックスベイビートロピーブロックチェックポイント箱リラ・ルーV2のキャラ5人、ザ・コグネオンホークニトロGTのマシン3台、クラッシュやピンストライプ、ギアリーなどの17人にスキンが数種類追加されました。

 

 

 

更に「CTRラジオ」という機能が実装され、おはなしモードのマップやボス戦などの一部は収録されていませんが、全コース&アリーナのBGMを自由に聴けるようになりました。

オリジナル版の音に変更することも可能です。

 

 

  まとめ

ということで長くなりましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました!

 

マシンに貼ることができるステッカーやひたすらトライアルの新ゴーストなど、今回は省きましたが他にもたくさんの要素が追加されています。

 

 

約半年の間だけ開催されていたグランプリですが、終了後は「ウンパチャレンジ」という名前に変わり、現在もミッションをクリアしてコインを獲得するというシステム自体は残っています。

 

 

それにしても、集めるのは大変ですがこれだけの数のキャラやスキンが全部無料で追加されたっていうのは本当にすごいですよね。

 

ここまでボリューム満点でゲーム自体も面白いのに、日本では全然話題にならなかったので悲しい...。

 

グランプリがやっていた時は自分がやったゲームの中では一番と言っていい程ワクワクしましたし楽しかったので、自分の中では間違いなく「神ゲー」です。

 

 

興味があればぜひ遊んでみてください!

 

ではではm(__)m

 

 

ブッとびニトロ!の紹介動画↓

 

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