自然豊かな北海道で育った天然蝦夷鹿だけで作った、ハリネズミの隠れ家オリジナル商品『福鹿寿(ふくろくじゅ)』を、本日より当店のオンラインショップにて販売を開始いたします。



鹿肉でも、日本鹿と蝦夷鹿では栄養価が異なります。

北海道の寒い自然環境の中で生息している蝦夷鹿は、体を温めるために鉄分を含む植物を多く食べる必要があります。そのため、体内に鉄分を蓄積しやすい体質になっています。

また、餌を求めて常に移動しながらの生活していることもあり、脂肪を蓄積しにくい体質になっています。

蝦夷鹿は、草や木の実など脂肪分の少ない植物を主食にするのに対して、日本鹿はドングリなどの脂肪分の多い植物を好んで食べています。

蝦夷鹿は日本鹿よりも生息数が少なく、流通量が少ないため貴重な食材になります。

また、蝦夷鹿は日本鹿に比べ体が大きいことから処理が大変で、その分コストもかかりますが、鹿肉を食べる動物たちの健康を一番に考えた結果、蝦夷鹿肉を使うことにしました。

鹿肉のデメリットであるリンの多さとカルシウムの少なさ、そしてリンとカルシウムの配合比を理想的な数値にするため、蝦夷鹿のあばら骨をパウダーにして混ぜています。

薬膳では体調が優れない臓器があると、他の動物からその臓器の肉を摂取することで、その臓器に必要な栄養素を体内に取り込み健康に近づけるといった考えがあります。

この観点も取り入れ、蝦夷鹿の内臓肉を乾燥させパウダー状にしました。

蝦夷鹿1個体から取れる臓器の量は少ないのですが、健康を目指すフードを作るためにはどうしても必要な肉の部位でした。

当店が販売する『福鹿寿』は、鹿肉のメリットを最大限に引き出し、デメリットを最小限に抑える工夫を凝らしています。

動物によっては好き嫌いの好みもありますので、まずはお使いのフードに少量を混ぜて与えてみて下さい。

蝦夷鹿は、高タンパク、低カロリー、豊富な栄養素が含まれた非常に優秀な食材になります。

ハリネズミちゃんに多い肥満の子たちのダイエット食としても利用できます。

他の肉よりもカロリーが約1/3であるため、同じ量のフードを与えたとしても太りにくいのが特徴です。

流通量が少ない蝦夷鹿の中でも、さらに取れる量が少ない部位の肉を使った『福鹿寿』は、今回は数量限定で販売いたします。

当店の高齢のハリネズミちゃんたちは、福鹿寿を食べているおかげで体が冷えることなく、筋肉量の低下も見られず元気に過ごしています。

動物たちの体重が気になっている方や老化による代謝量や運動量の低下からくる体の冷えが気になる方、筋肉量の低下を気にされている方には、是非一度お試しいただけたらと思います。

すべての生き物たちが健やかに過ごせますように🍀