ハリネズミちゃんの成長も一区切りするのが、だいたい生後6ヶ月ぐらいになります。




体重の増加も落ち着き、身体つきも大人のハリネズミちゃんと大差ない状態となります。

順調に身体も大きく成長しているから大丈夫と考えるのは少し異なるというのが当店での見解になります。

大切なことはその身体を作っている中身すなわち内臓部分になります。

例えば、腸内環境でいえば腸内細菌叢いわゆる腸内フローラになりますが、善玉菌と悪玉菌と日和見菌の3つから構成されているのですが、このバランスが非常に大切になります。そして、善玉菌に関しては幼い頃にしっかりと摂取することで腸内に定着しやすいとも言われています。

他にも心臓や肝臓や腎臓は生命維持活動においては特に重要な臓器になるのですが、これらも適切な栄養素を摂取することで、丈夫な臓器が形成されると考えています。

生後6ヶ月の体重が同じで合っても中身が全然異なるということはよくあります。(実際には遺伝や個体差などがあるので一概に比較は出来ませんが…)

どのような環境で育ち、どのようなフードを食べてきたかで、今後の病気の発症率が異なるということは、今までの経験から感じています。

環境としては、出来る限り清潔な環境が良いので次亜塩素酸での消毒は健康維持のためにも必要であると考えています。そして、温度。
低い温度でも育つと言われていますが、低い温度で育ってきたハリネズミちゃんは、風邪や肺炎、慢性鼻炎、心臓、腫瘍などが見られることが多いというのが当店での見解になります。

そして、フードですがハリネズミ用のフードは総合的な栄養素を考えて作られているものが多いですが、添加物の多いフードを食べているハリネズミちゃんは、特に炎症系の病気(慢性炎症、慢性鼻炎、膵炎、子宮蓄膿症、子宮の炎症など)、免疫を発端とするような病気(風邪、腫瘍など)を発症しやすい傾向にあると考えています。

毎日スクスクと育っているから大丈夫と思うかもしれませんが、当店の今までのアフターケアなどの経験上、良質なフードやサプリメントを与えられているハリネズミちゃんの方が長い目で見ると高齢まで健やかに過ごされているといった感じになっています。

若い時からのフードケアが高齢になってからの身体を作っていると考えています。

すべての生き物たちが健やかに過ごされますように🍀