ごはんを食べなくなった時…




ハリネズミちゃんは急にごはんを食べなくなる時があります。当店で飼養しているハリネズミちゃんでごはんを食べなくなるのは、腎臓や肝臓などの内臓の病気の時や腫瘍が大きくなり過ぎて内臓を圧迫している時や女の子の子宮の病気の時やもうすぐ寿命を迎える時です。

よく、ハリネズミちゃんは偏食するのでごはんを食べなくなるといった話を聞くことがありますが、当店ではこういった偏食によるごはんを食べないという症状が見られるということはありません

当店の経験では、ごはんを食べなくなっているのは偏食というより、むしろ体調が悪くなっていることが原因であると推測しています。

ごはんを食べなくなる原因としては
①温度湿度による環境要因
②腸内環境が乱れることによる食欲不振
③胃腸の調子が崩れる
④腎臓や肝臓などの内臓の病気
⑤腫瘍による内臓圧迫
⑥子宮の病気
⑦ふらつき症候群
⑧寿命
などが考えられます。

①に関しては、温度は26〜30℃、湿度は40〜60%と考えていますが、温度が高い時は湿度は低い方がよく、温度が低い時はそれほど湿度に気をつける必要はないと考えています。しかし、湿度が高くなるとダニが増える環境となりますので、注意が必要になります。

②③④に関しては、食べているものが影響していると考えられます。

特に③に関しては、湿度の影響も考えられます。

⑤に関しては、遺伝的な要素もありますが、食品添加物などで内臓に炎症が見られるようになり、それが慢性化して腫瘍化していくと考えています。

⑥に関しては、やはり炎症からくることが多く、食べているごはんや食品添加物などから起こると考えていますが。

⑦に関しては、神経の炎症や脳の病気や遺伝からくるものと考えています。炎症に関しては⑥と同じかと考えていますが。

⑧に関しては、寿命を迎える時には食べてエネルギーを摂取するより、ゆっくりと摂取カロリーを抑えて臓器の活動などを止めるように自然と身体が反応していくのだと考えています。

病気の発症は食べているもので大きく影響すると考えています。何を与えるのが良いのか、本当によく考えていく必要があると思います。

当店のハリセレブごはんやハリセレブプラスシリーズは、当店の子たちが健やかに過ごせるようにという思いで、研究および開発をしてきた商品になります。

年齢によっても必要な栄養素は異なってきます。年齢に合わせたフードがあれば良いのですが、それを補うためにサプリメントをフードに追加し、摂取した方が良いという栄養素を調整して与えるようにしています。

既存のフード(数種類)だけを与えていた時には、ごはんを食べなくなる時がありました。その時はまだハリネズミちゃんには偏食があると思っていましたが、ハリセレブごはんやハリセレブプラスシリーズを開発してからは、寿命を迎える少し前までしっかりとごはんを食べて過ごしてくれることが多くなりました。

また、新しいごはんやサプリメントを与えるようになってから、ハリネズミちゃんたちが元気に走り回るようになり、またごはんをしっかりと食べるようになりました。そして、5歳を超えるハリネズミちゃんたちが増えてきました。

このことから、必要な栄養素を摂取することは、健やかな生活を送ることと同じだと考えるようになりました。

医食同源という言葉があるように、食べるものは医に通ずるものがあると思います。

健やかな成長は食べ物から

この考えのもと、ハリネズミの隠れ家では、ハリネズミちゃんたちがいつまでも健やかに過ごせるよう飼養しています。

すべての生き物たちが、健やかに過ごせますように🍀