先日の地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。


被災されました皆様が、1日でも早く落ち着いた穏やか日常になりますことを、心よりお祈り申し上げます。


ハリネズミの隠れ家では、冬場に災害が起こった場合の対処法を再度検討致しました。


必要だと思われることを、当店の経験などを踏まえて私見を書いていきたいと思います。



ハリネズミちゃんの命を守るために行うことがまず第一になります。そのために必要なものは以下のものになるかと思います。(1匹あたりの必要数になりますので、複数匹の場合は×匹数でお考え下さい)


①フード、水

ハリセレブごはん1袋で約1ヶ月分、水は1日の摂取量は100mℓとして2ℓのペットボトルで約2本あれば良いかと思います。


②フード、水を入れる器

共用すれば1つで足ります。また、お掃除がしやすいように小さめのプラスチック製を使用するのが良いかと思います。


③キャリーケース


ただし、狭すぎる空間はストレスを与えることになりますが、冬場の場合温度管理が難しくなることから、小ぶりの衣装ケース(写真はイオンさまのホームコーディ フタ式コロ付衣装ケース幅39×奥行50×高さ30cm)が良いと考えています。


衣装ケースをお勧めしているのは、必要な用品を衣装ケースの中にしまっておけるという点になります。ただし、空気孔を蓋に作っておいて下さい。作り方は電動ドリルにドリルビットをつけて丸く穴をあけていきます。空気孔の全面積は、人間の握りこぶし大ぐらいになれば良いです。


複数匹いる場合は、もう少し小さな昆虫のプラケースなども良いです。


床材はかさばることから、ペットシートで代用します。


⑤養生テープ

ペットシートを固定したり、修繕用に使用したりします。


⑥お薬

服用しているものがあれば、持ち出すようにしてください。


⑦軍手

慣れない環境でのストレスから、普段針を立てないような子でも、丸まることがあります。


⑧カイロ&フリースなど

カイロを単独で使用しても暖かくなることはありません(屋外で温度変化について実験済)。

カイロの性能を十分に活かすためには保温が大切であることがわかりました。衣装ケースの側面にカイロを貼った上からフリースや毛布や発泡スチロール、アルミマットのような保温する対策を取る必要があります


⑨温度計

何よりも温度管理が大切なハリネズミちゃんですので、温度計は必須となります。デジタル式の場合、予備の電池も用意しておくほうが良いかと思います。


⑩匂いを密閉するビニール袋

ホームセンターなどでも売られていますが、動物用のトイレ用ビニール袋が良いです。匂いは結構ストレス(人間にとって)になりますので、しっかりとした対策が必要になります。


11.次亜塩素酸のスプレー&ティッシュペーパー

食器やケージを洗うことはできないため、次亜塩素酸で消毒してティッシュペーパーで拭き取ります。



当店で考えた災害時の緊急持ち出し物が以上のようなものになります。


それ以外にも必要なものがあるかと思いますが、最低限上記のものをお持ちになられるのが良いかと思います。


【番外編】


暖を取るために、カセットガスストーブなどもありますが、換気が必要となるため長時間の使用はできないです。


(追記)【裏技編】


ハリセレブプラス元気サポートは、ハリネズミちゃんだけでなく人間も食べることができます。免疫を健康に維持する成分を配合しています。被災した場合、栄養面での問題が出てきますが一時的に凌ぐサプリメントとしてもご使用いただけます。



災害が起こってからでは、対応するのが非常に難しいため、日頃から準備しておくことが大切かと思います。


上記の準備物を衣装ケースに入れ、衣装ケースが入るサイズのリュックなどがあれば良いかと思います。暖房器具がない場所では、隙間風が非常に冷たく温度を下げてしまいます。アルミシートやアルミホイルなども有効な手段となります。


すべての生き物たちが、健康に過ごせますように