夏の暑さも落ち着き、秋の気配を感じる季節になりました。
人間にとって朝晩は過ごしやすくなりましたが、夏の疲れがどっと出てくる秋でもあります。これは人間に限ったことではなく、動物もまた疲れから体調を崩しやすくなる環境になってきました。
今回は、初秋のハリネズミちゃんに多く見られる体調不良や食欲不振について、当店の経験からわかった私見を書いていきたいと思います。
比較的暖かい温度で飼育するハリネズミちゃんにとっても、初秋は体調の変化が見られることが多くなってきます。
特に多いのが、食欲不振、風邪、下痢などの症状になります。
その原因として考えられるのが、1日の寒暖差になります。人間も同様に温度差が大きければ大きいほど身体にストレスがかかり、免疫力が低下していきます。
ストレスケアに関しては
免疫ケアに関しては
を特にこの時期は重要だと考えています。
朝晩が冷えることに対しては、ヒーターなどで対応が可能ですが、サーモスタットを途中にかましておくと温度が下がり過ぎたり上がり過ぎたりすることを防いでくれますが、それでも問題があります。
それは、エアコンを消して対応をしている場合になります。秋の日中は思いのほか温度が上がりすぎることがあります。ヒーターは温度があがると自動的に切れるものもありますが、ケージを置いているお部屋全体の温度が上がり過ぎた時には対応が全くできません。
すなわち、秋の温度管理はエアコンとヒーターの2つを調整しながら温度管理をする必要があります。
一年中通して、これらを併用することで温度管理はしやすい反面、電気代が気になる部分になります。
当店では、冷房よりも除湿で管理をしていますので、エアコンの除湿をうまく活用するのも方法の一つかと思います。
すべての生き物たちが、健康に過ごせますように